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私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年 (光人社NF文庫) お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫) 参勤交代 (講談社現代新書) 関東大震災 (文春文庫) 太平洋戦争 日本の敗因〈6〉外交なき戦争の終末 (角川文庫) 新説 桶狭間合戦―知られざる織田・今川 七〇年戦争の実相 (学研新書) 神武東征の謎―「出雲神話」の裏に隠された真相 (PHP文庫) 旅順攻防戦の真実―乃木司令部は無能ではなかった (PHP文庫) 日本古代史と朝鮮 (講談社学術文庫 (702)) 海峡は越えられるか―日韓歴史論争
私は魔境に生きた―終戦も知らず.. お江戸吉原ものしり帖 (新潮文.. 参勤交代 (講談社現代新書) 関東大震災 (文春文庫) 太平洋戦争 日本の敗因〈6〉外.. 新説 桶狭間合戦―知られざる織.. 神武東征の謎―「出雲神話」の裏.. 旅順攻防戦の真実―乃木司令部は.. 日本古代史と朝鮮 (講談社学術.. 海峡は越えられるか―日韓歴史論..

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私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年 (光人社NF文庫)

[ 文庫 ]
私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年 (光人社NF文庫)

・島田 覚夫
【光人社】
発売日: 2007-09
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年 (光人社NF文庫)
島田 覚夫
カスタマー平均評価:  5
光人社NF文庫最高傑作
太平洋戦争時、補給が切れた離島の部隊は、現場で「自戦自活」という美名のもと置き去りにされ、多数の犠牲者を出した。著者たちの体験は、その中でも損耗率9割を越えるニューギニア。ジャングルに籠城し、補給通信一切が途絶した中、終戦も知らずに現地で自活、農園開拓して10年間生き抜くという壮絶なものである。戦記は、ジャンルの性質上興味がない人には敬遠されがちだが、本書は戦記という枠を超越している。戦闘の話はほとんどない。主題は戦闘を断念し、未開、不毛の地でいかに生き抜いていくかだ。淡々とした文章で綴っているのが、かえって凄みを感じさせる。戦記というだけで食わず嫌いを起こす人にも、ぜひお勧めしたい。著者たちの生命力に必ずや感嘆するし、勇気が得られること請け合いである。
人間了解の書。
人間とは何か、という問いに対する回答として、凡百の人文科学書を凌駕する記述に溢れている。文章はたどたどしく、およそ流麗とは言い難いが、何としても生き抜こうとする強靭な意志を具現し、読む者の精神を直裁に打つ。遥か南方、ニューギニア戦線。およそ60年前、日本人は何を為そうとし、実際に何を為し、何を為しえなかったのか?その問いへの端緒もまたここにあるように思う。一読をお勧めする。
サバイバル本の傑作!
これはすごい本だ。ニューギニアの奥地で十年近く原始生活を送った元日本兵の手記である。 当然その生活の様は壮絶であり、同僚の死など悲惨な出来事もあるが、そこはかとない洒落気も感じられ、読後感はすこぶる良い。 特に現地人との交流が始まってからは、ほのぼのとした感すらあり、読んでいて思わず頬が緩んでしまう。 この本は文化人類学的価値もあると思うので、是非英訳して世界で出版して欲しいくらいである。 サバイバルや冒険に興味がありながら未読の人には是非読んで欲しい。
寝不足になった・・。
 就寝前に本を読むのだが、寝不足になった。  このような複数人による長期原始生活の話は、今後出てこないだろう。  モンゴロイドとしての環境順応性ではなく、日本人独特のものがあるのではないかと強く感じた。戦後60年、平和の下で疲弊した日本人に活力を与えてくれる本です。映像としても見てみたいと思った。
面白すぎるサバイバルの実録本
 どんな冒険家も体験し得なかったほどのすごい冒険。そして、並の小説家よりも達筆で読みやすい文章。大作ですが一気に読み切ってしまいました。

 敵から隠れての籠城、食料の採取、戦友の死、農園の開墾、原住民との交流、すべてがスリリングで面白く、そして悲しくて涙が出ます。
 アウトドア、戦争、原始時代、愛国心・・といったキーワードにピンと来る方すべてに、絶対にお薦めの本です。


お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫)

・北村 鮭彦
【新潮社】
発売日: 2005-08
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫)
北村 鮭彦
カスタマー平均評価:  3.5
吉原あれこれ。
吉原の遊女・芸者などについて、こまごまと載っています。 参考になる。興味のある方には面白いと思います! 欲を言えば、もっと絵や写真がたくさんあったらなあ、と・・ 文庫だから、欲を言ってはいけないかな・・
なかなか。
吉原の遊郭にいる人やその生活、建物の構造に決まりごとなどなど・・ いろいろと細かに書いてあったりして面白いです。 そのページ内に注が書いてあってわかりやすいし、本からの抜粋とか図も結構載っていたりするので、興味のある人は楽しめると思いますよ^^

参勤交代 (講談社現代新書)

[ 新書 ]
参勤交代 (講談社現代新書)

・山本 博文
【講談社】
発売日: 1998-03
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
参勤交代 (講談社現代新書)
山本 博文
カスタマー平均評価:  4.5
参勤交代の実相を知ることができる
 参勤交代の様々な事柄を易しく解説してくれる本です。通行規則や服装規定、大藩と小藩の関係などいろいろな事情や規制の下で行われていた参勤交代、庶民も大変だったようですが、、大名家も大変だったということが分かります。  本来は幕府への軍役奉仕を表明するためのものだった参勤交代が、次第に大名家の格式を示す儀礼的なものに変質していく過程を知ることができ参考になりました。  また幕末期の武士に「武」の側面が急速に花開いた理由の一つに、参勤交代という制度的な保証があるのではないかと思いました。 【おススメな人】時代劇や時代小説がお好きな方
知っているようで知らない参勤交代
参勤交代と言うと「下に〜、下に〜」と言って進む姿をまず思い浮かべるのですが、「下に〜」という言葉を使えるのは御三家だけだということや、実際に参勤交代を行う際の複雑な手続き、道中のトラブル解消手順等、参勤交代について様々な情報がわかる本です。
実例がたくさん載っているので今まで漠然としたイメージしかなかった参勤交代の姿がおぼろげながらも見えてくるような気がしました。
面白かったです。

関東大震災 (文春文庫)

[ 文庫 ]
関東大震災 (文春文庫)

・吉村 昭
【文藝春秋】
発売日: 2004-08
参考価格: 570 円(税込)
販売価格: 570 円(税込)
関東大震災 (文春文庫)
吉村 昭
カスタマー平均評価:  4
震災に端を発する「人災」のあれこれ
 関東大震災の前に、関東地方にはかなり大きな地震がしばしば起こっていたらしい。これを大地震の予兆と考える今村と、それを否定する大森。二人の地震学者は真っ向から対立した。物語は、この「権力争い」を中心に進んでいくのかと思いきや、大震災についての、事細かなレポートが展開する。  「自分は関東大震災について知らなさすぎた」というのが、読後の感想である。
学者の良心と国民の評価
 本書は、関東大震災の記録文学である。本書の出だしは震災当時の 地震学の権威大森房吉と今村明恒の次に起こる東京大地震についての 論争から始まっている。この二人の争いは本書の一つの骨格をなすもの である。学者としての立場を考える必要のある大森と、自由に発言できる 今村の描かれ方は好対照になっており、震災後の両者への評価の激変は 印象的である。  震災で明らかになったのは日本人の「権威」の言葉に影響されやすく、 冷めやすいと思えば、事件が起こると蒸し返す。「非常時」には他人を 省みずに、ひたすら自己の保身に走り、そのためには他人を攻撃する こともためらわない。また日頃の不満を晴らさんとばかりに立場が 上の人や社会的弱者に厳しいという性向である。  また、震災後「英雄」に祭り上げられた今村は発言に注目されて、 今までのように「学者の良心」を自由に発揮できなくなった。筆者は 今村が口をつぐんで無力感に襲われる姿を描いている。これは太平洋戦争へ 向う日本の姿と重なって見えた。
火災の原因第一位は薬品の発火によるもの
 昼時の地震で台所から出火したため被害甚大であった、という説をお聞きになったことがあるのではないだろうか。もちろん小生も父母からそう聞き及んで疑いもなく今まで過ごしてきた。  吉村氏は史実を元に淡々と、火災の原因第一位は学校や病院などに保管されている薬品の発火によるもの、と書いてみせる。  あたかも流言飛語が人心を惑わせた恐慌状態の恐ろしさをそれとなく暗示するかのようではないか。人の口に戸はたてられない。怖いものは地震だろうか、火災だろうか。はたまた・・・。
人はどう地震に対処すべきか?
地震による直接の被害もさることながら、その後に起こった火災が 犠牲者の数をかなり増やしてしまった。逃げ場を失い焼死する 人たちの姿は無残としか言いようがない。また、地震直後に起こった 噂や風潮は人々をますます混乱させていく。人間の集団心理という ものの恐ろしさをまざまざと見せつけられた。地震直後、正確な 情報の必要性が強く感じられる。地震はいつ起こるか分からない。 大地震が起こったとき、はたしてうまく対処できるのか?80数年 前の関東大震災、そして近年起こった阪神大震災。そこから学ぶべき ことが、まだまだたくさんあるような気がした。
言葉にできない脅威
まだ私が幼い頃、祖母が関東大震災の話をよく聞かせてくれました。
幼い孫にどうにかして地震、そしてそれが引き起こす火事の怖さを伝えようとしていたのだと思いますが、
祖母はいつも何かもどかしさを感じていたように見えました。
本書を読み、そのもどかしさの一端が分かったような気がします。
その当時の恐ろしさ、パニック、混乱を表現できる言葉が見つからなかったのではないかと。
いくら強い言葉を並べてもその恐怖のかけらにもおっつかない、それがもどかしい素振りに出たのではないかと。
本書は関東大震災を体験された方の証言や当時の報道をもとに被害状況や社会情勢を淡々と語っています。
あまりの凄惨さにややもするとフィクションを読んでいる気になってしまうのですが、
それが現実に起きたことだと思い返すたびに溜息をつかざるを得ません。
私が本書を通し、活字から受けた脅威ですら言葉には表せません。
「被服廠跡では、逃げようとしても倒れた人が服を掴んで離さなかったんだよ」
そう語った今は亡き祖母からもう一度、話を聞きたくなりました。

太平洋戦争 日本の敗因〈6〉外交なき戦争の終末 (角川文庫)

[ 文庫 ]
太平洋戦争 日本の敗因〈6〉外交なき戦争の終末 (角川文庫)

【角川書店】
発売日: 1995-08
参考価格: 525 円(税込)
販売価格: 525 円(税込)
太平洋戦争 日本の敗因〈6〉外交なき戦争の終末 (角川文庫)
 
カスタマー平均評価:  5
NHK取材網の強みを生かした海外取材の成果も随所に記載
太平洋戦争に関する著作は多くある。しかし、このシリーズはNHK取材班が番組作成のためにその取材網を存分に活用して調査が行われていることに特色がある。特に海外での資料調査やインタビューは国内の既存の資料に頼りがちな著作には見られないNHKならではの強みが反映されている。番組には登場しなかった話題やその後に新たにわかった情報も一部盛り込まれている。 この終戦編に関しては、それまで公開されていなかった旧ソビエト政府の資料を調べ、対日交渉にあたったロシア側通訳のインタビューを行い、さらには旧ソ連軍が米軍の訓練を受けて最新のレーダ装置を装備したものを含め147隻もの艦艇を寄贈してもらったことなども関係者へのインタビューで明らかにする。 「日本は戦争中、外交が無かったのです。外交というものが機能しなかったのです。軍部を中心とした政治機構のせいで、外交機能は破壊されていたんだな。それなのに、最後になって外交で何とか事態を打開しろといわれてもね」という当時の駐ソ連元日本大使館員の発言は、無責任なようだが、ある意味真実だろう。 それにしても、鈴木首相の「スターリンという人は西郷隆盛に似たところがあるようだし、悪くはしないような感じがする」という発言には思わず読んでいてひっくり返りそうになった。 ドイツが負けてぼろぼろになって日本だけになった状況で、日露戦争やノモハン事件などを通じて長年宿敵の関係にあったソ連が次に何をやってくるかということが読めないことも驚きだったが、こともあろうにそのソ連に中途半端に和平の仲介をお願いする流れや、やりとりには、あきれてしまう以外になかった。 西郷隆盛に似ていると日本の首相に評されたソ連指導者に、日ソ不可侵条約を破棄され、宣戦を布告され、そして武力で奪われてしまった北方領土が、再び日本に戻ってくる兆しはない。まだ戦後は終わったとはいえない。
本土決戦、1億特攻、1億玉砕・・・・。
本シリーズ最終局面で、最後の最後まで本土決戦を譲らない陸軍、ソ連への和平仲介依頼の外務省、日ソ中立条約不延長通告、ポツダム米英ソ三国首脳会談を背景に外交駆引き、ソ連の満州国越境と非常に息詰まる当時の情勢を解説してくれている。このシリーズを通して強く感ずるのが、とにかく陸軍の無責任さである。外交を軽視し、力の論理で日本を戦争に突き進ませてきた軍部、戦局が日本に不利になった途端に外交の力に頼る虫のいい態度である。統帥権を持ち、政府の介入を許さないところで軍事的決定がなされる。最後の最後まで本土決戦遂行の姿勢を崩さない陸軍大臣、阿南惟茂。ポツダム宣言受諾が遅れ、昭和20年8月6日広島、8月9日長崎の原爆、8月9日未明の170万ソビエト軍の越境、ここまでさせておいて8月15日に阿南陸相は自決するとは・・・。いいのだろうか。昭和20年7月14日の最高戦争指導会議で阿南陸相は、「日本はまだ戦争に負けていない」と強く主張、和平交渉案の議論を暗礁に乗り上げてしまった。こういう軍人の6人子息の末っ子が日本国外務省にいるとは・・・・。ソ連も日ソ中立条約を20年年4月に規程通り不延長通告をしてきたが、条約期限はあくまで21年4月までだ。20年8月に国境突破してきたこと、シベリアに連行し抑留したこと、これらは後世まで忘れてはならないことだ。
わかりやすい論理展開!
このシリーズは「読みやすい」「わかりやすい」のが共通の特徴だと思う。「わかりやすい」というのは物事の考え方の視点(座標)が私と似ているということになる。なんでこんなことになったんや?という回答が「空気」・・・「国体明徴」という「空気」がそうさせた。何時からや?どうも2.26事件の頃から。この空気と統帥権が暴走した結果が、もう一般人まで数えたら何人(何百万人)死んだのかわからん悲惨な姿である。またため息です。もうひとつ終戦をめぐる外交戦術の駆け引きの話、これももう話にならない先ほどの「空気」が支配されたところではまともな外交戦略は無理、もうアカン。昭和天皇の「聖断」によって助けられたということです。もう初めから天皇陛下に指導してもらった方がまともな社会になったように思います。それと沖縄の話も可哀想。早く降参すればするほど助かった人が多かったのにと残念でならない。

新説 桶狭間合戦―知られざる織田・今川 七〇年戦争の実相 (学研新書)

[ 新書 ]
新説 桶狭間合戦―知られざる織田・今川 七〇年戦争の実相 (学研新書)

・橋場 日月
【学習研究社】
発売日: 2008-09
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
新説 桶狭間合戦―知られざる織田・今川 七〇年戦争の実相 (学研新書)
橋場 日月
カスタマー平均評価:  5
日曜歴史家・大健闘!
「桶狭間の戦い」は、幼い時分に衝撃的なインパクトを受け、以降、歴史に興味を持った大きなきっかけとなった出来事だけに、今まで何冊かの本を読んできたが、本書は通を唸らせるだけの考証・人間関係・心理描写が綴られていると思う。豊明市在住の友人によると、本書は地元の書店では平積みで置かれているとのことであるが、定説の桶狭間本に飽き足らない人、また、疑問を感じている人にも新鮮な驚きを持って読める内容だと思う。迂回攻撃か正面攻撃かという方法論を軸に、この戦いに関しての本を何冊も刊行している某教授の著作の内容が薄っぺらいものに感じるほど、特に、当時の尾張・三河国境地帯の検証が分かりやすくなされている。前述の友人宅に行く機会に感じることであるが、古戦場付近である豊明市の丘陵は起伏に富んだ地形である。本書では略図に示して解説を試みる箇所が多いが、地元で語られている地名の由来などとも合致しており、この辺りの様子を十分に実地検分されていることが感じられる。本書が、時代研究の第一人者と目されている教授や有名作家の手によるものではないことに「これだけの考証・推察・持論ができるんだ」という驚嘆・衝撃・称賛の念を感じた。このところメディアでも歴史ものが取り上げられる場面が多いが、名が通った人の論や講演ばかりをありがたがる風潮ではなく、このような本や、ていねいな歴史(実地)考証をしていることにスポットライトが当たることを願う。
目から鱗
桶狭間の戦いに関する「第三の可能性」。信長はなぜ勝利できたのか、既存の説とは一線を画した新たな視点が斬新。力作だ。

神武東征の謎―「出雲神話」の裏に隠された真相 (PHP文庫)

[ 文庫 ]
神武東征の謎―「出雲神話」の裏に隠された真相 (PHP文庫)

・関 裕二
【PHP研究所】
発売日: 2003-12
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
神武東征の謎―「出雲神話」の裏に隠された真相 (PHP文庫)
関 裕二
カスタマー平均評価:  4
「祟り」に目をつけたところがよい
関裕二さんは古代出雲を読み解くキーワードとして祟りを意識していると思う。どうして、人は「祟り」を恐れるのか?それは、後ろめたさの裏返しなのではないか。 記紀神話を読んでいると、一人の人の功績が何人かの神の功績に分断されていたり、時代が前後していたり、同じことを登場人物を変えて表現していたりするのでとてもわかりにくい。しかし、その背後に潜む作者やその時代背景を考えてみると、真実のできごとはこういうものだったのではないかという推論が成り立ってくる。 大和(奈良)に進出したのは出雲の勢力だったのではないか、そしてその新しい出雲が山陰の古い出雲を征服したために長い間出雲は祟ると無意識に、もしくは明確に意識して中央政府は恐れていたのではないか。それが8世紀に造られた記紀神話に現れているのではないか。 関裕二さんの意見は突飛なものかもしれないが読んでいると次第にその世界に引き込まれてしまう。それはとても魅力的なのである。
古代史は謎めいている
古代史は謎めいている。なかでも出雲の国譲りは不可思議である。神武東征の謎、天孫降臨の真実からその出雲神話の裏に隠された真相(カラクリ)に迫ろうとするのが本書である。
根本から歴史はおさらいですね。
一人でも多くの若者に読んでほしい一冊。
活字離れしている世代が多いのは哀しいですね。

旅順攻防戦の真実―乃木司令部は無能ではなかった (PHP文庫)

[ 文庫 ]
旅順攻防戦の真実―乃木司令部は無能ではなかった (PHP文庫)

・別宮 暖朗
【PHP研究所】
発売日: 2006-05
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
旅順攻防戦の真実―乃木司令部は無能ではなかった (PHP文庫)
別宮 暖朗
カスタマー平均評価:  4.5
今こそ司馬遼太郎の呪縛から逃れなければならない
 別宮暖朗による「坂の上の雲では分からない」シリーズの紹介第2弾です。『「坂の上の雲」では分からない旅順攻防戦』としてハードカバーで発売された本が単行本で改題されています。  坂の上の雲での乃木将軍は、「旅順要塞を陸軍は気にしていなかったが海軍が旅順艦隊を壊滅してくれと要請したから、乃木将軍の第三軍を編成した。海軍は別に無理に旅順要塞を落とせと言ったわけではない。乃木が戦下手であったために、無駄に突撃して将兵を死なせた。203高地を占領して始めて旅順艦隊が観測でき、砲撃により撃沈できた。」)等々、あらゆる罵倒を浴びせられるのです。この戦場で乃木将軍は2人の男子を失い、自宅は投石される嫌がらせを受けました。嗚呼。  これに対して別宮氏は、「第三軍は一刻も早く満州の決戦に合流せねばならなかった」、「しかし旅順要塞があればバルチック艦隊に制海権を脅かされ、陸軍への補給は絶たれる」、「この時代の要塞(トーチカと塹壕)は歩兵の突撃でしか突破できない」、「塹壕戦では消耗戦になるのは当たり前(日露戦争の10年後の第1次世界大戦では欧州初めての塹壕戦となり、突撃が無くても1日に3千人が死んでいた)」、「大本営は旅順要塞を過小評価していた」、「203高地を占領した時には旅順艦隊は既に破壊されていた(自沈含む)」、「旅順が顕在であったら、ロシアが講和に同意したか」と反論します。  かなりハードな説明が随所に見られるので、読む場合は気合いを入れて下さい。
読み応えのある良書
読み応えがあり、その自説もわかり易く納得行く内容で、とてもいい本でした。 まさに「坂の上の雲」や映画「二百三高地」ではわからない旅順戦の詳細や 取り巻く時代や環境の解説もよく、他の歴史的な要塞・塹壕戦の事例も挙げて 解説しているので、気持ちが萎える事なく一気に読める良書だと思います。 但し、本の前題からもわかるとおり、司馬史観の打破が命題ですので、彼の 作品からの文章引用とその批判が延々と続くため、私のように"すばらしい 創作の英雄伝"程度しか思っていない、または興味がもともと無い方には、 ちょっと内容の魅力が減ってしまうかな、と思いましたので、評価をひとつ 下げました。 改題を機に、ボリュームもありますので、自説と批判を2冊に分けてそれぞれ 加筆して出せばよりよかったのかなぁと思ったりします。
『坂の上の雲』のファンにもおすすめできます
改めて言うまでもないことではありますが、『坂の上の雲』は小説であり、ノンフィクションではありません。司馬氏がエッセイなどで自身の歴史観を元にさまざま考えを述べていたことは確かですが、所詮小説家というのはストーリーが元にあって「そうあって欲しい」というバイアスをかけて史料を読むので、その見解を事実ととらえてはいけません。 ・・・と念のため前置きしておいて、この本の真価は、要塞戦、塹壕戦の実態を旅順攻防戦を教材に読者にわかりやすく教えてくれるところにあります。(司馬遼太郎批判はそれほどはでてこない)初めに塹壕戦の技術的ポイントを教えてくれ、次に時系列で旅順攻防戦の双方の駆け引きが描かれます。原則は原則、しかし、個々の戦場ではさまざまな要素があり、かならずしもセオリーどおりにはいきません。 例えば、旅順では港内の艦隊の存在がキーになっていたが、それをめぐって海軍と陸軍の間に対立があり、それが現場での判断を拘束していたこと。一方のロシア側もセオリーどおりの篭城を厳命するステッセルに対し、出撃を主張し、陣頭に立つコンドラチェンコの方が戦術的には誤っていたにもかかわらず兵士には人気があったという矛盾を抱えていました。そして、勝敗を決したのは、陣地をどれくらい奪うかではなく、人命をどれだけ奪うかでした。これに決定的役割を果たしたのは、28サンチ砲でありそれを推進したのはある技術将校でした・・・ こういった内包されたドラマが読者に知的興奮を与えながら、軍事的知識皆無である私たち日本人に塹壕戦の知識も与えてくれます。 この時代の知識を現代にそのまま援用することは無理がありますが、例えば、イラク戦争でイラク軍があれほどあっさりと降伏してしまったことの原因を考察する上でのヒントになるかもしれません。 関係ないことですが、NHKスペシャル大河ドラマ『坂の上の雲』2009年秋からとは待たせますね。

日本古代史と朝鮮 (講談社学術文庫 (702))

[ − ]
日本古代史と朝鮮 (講談社学術文庫 (702))

・金 達寿
【講談社】
発売日: 1985-09
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
日本古代史と朝鮮 (講談社学術文庫 (702))
金 達寿
カスタマー平均評価:  5
歴史に基づいた客観的な視点
金達寿氏の姿勢は、戦前に唱えられた「日鮮同祖論」とか、逆に『万葉集』が「韓国語」で読めるといったものとは一線を画する。氏は今日的意味での日本民族と朝鮮民族の成立は白村江の敗戦で倭が半島での影響力を失い、新羅が半島を統一してからだという。それ以前の半島は百済、新羅、高句麗の三国が対立した状態であり、列島でも南に隼人、熊襲、北に蝦夷といった「異民族」が存在し、両者とも単一民族が存在したなどとは言えないからである。さらにアイヌや琉球人は明治以前は「日本人」ではなかった。そう考えれば「渡来人」は朝鮮人でもないし、日本人でもない。日本人は縄文人を主体に、大陸や半島からの渡来人と混交したり、隼人、熊襲、蝦夷と記紀に記される異民族なども徐々に組み込んで成立したとみなすのが妥当であろう。氏はこのような古代民族のダイナミズムを前提に玄界灘を挟んだふたつの地域の交流、そして日本民族と朝鮮民族の成立を追う客観的な視点に終始している。

海峡は越えられるか―日韓歴史論争

[ 文庫 ]
海峡は越えられるか―日韓歴史論争

・櫻井 よしこ ・金 両基
【中央公論新社】
発売日: 2002-06
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
海峡は越えられるか―日韓歴史論争
櫻井 よしこ
金 両基
カスタマー平均評価:  4
海峡を越えるのは非常に難しいと認識させられる
文部省の教員資格審査を経た外国籍初の国公立専任教授・金両基氏と、ジャーナリストとして活躍する櫻井よしこ氏の、日韓の間に横たわる様々な論点についての討論である。

金氏の、歴史を語る上での推理・推測の排除を説きながら「日本政府による従軍慰安婦強制連行はあった」、「三国干渉の時にロシアの脅威はなかった」とする論拠、歴史の検証作業を訴えておきながら、日清戦争の豊島の海戦や、広島平和記念講演の在日韓国・朝鮮人慰霊碑の経緯については自ら検証していないこと、戦争責任をナチスのせいにのみしてしまっているドイツへの高い評価、他のアジア諸国も韓国と同じ対日観を抱いているとする前提、などを櫻井氏にもっと突っ込んで訊いて欲しかったのであるが、最後は明るい未来を予感させるような書き方で、うまくまとめられてしまっている。

また金氏は、韓国の恨の文化は日本の植民地政策のせいとしてしまっているが、櫻井氏は、戦後50年以上経っても日本がアメリカ文化に侵略されているとしたら、それは日本人の責任で、アメリカのせいだと言い逃れすることは許されないとしている。こう言った点なども含め、日韓の隔たりは大きく、海峡を越えるのは非常に難しいと認識させられた著作である。
日本人の本音・韓国人の本音
マスコミの表面的な浅い内容の報道では分からない、一つ一つのテーマについて細かく議論されていて両者の意見がすごく分かりやすい。今日まで解決されない日韓の戦争問題。個人的には日韓両国にとって中途半端な状態で決着をつけるより、これからもずっと論議していく方が不幸な歴史を忘れられないと思う。

この本のお勧めの読み方は、Part3の「日韓問題の現在を論じ未来を語る」から読み始めるのが良いと思う。最初っから読み出すと正直日本人にはかなりキツイから。


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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク