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情と理 -カミソリ参謀回顧録- 下 (講談社+α文庫) 不肖・宮嶋空爆されたらサヨウナラ―戦場コソボ、決死の撮影記 (祥伝社黄金文庫) シャドウ・ワーク―生活のあり方を問う (岩波現代文庫) こんなに違う中国人の面子(メンツ)―不思議な国がよくわかる25人の証言 (祥伝社黄金文庫) ドキュメント弁護士―法と現実のはざまで (中公新書) 日本人とユダヤ人 (角川文庫ソフィア) 詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫) 「平和構築」とは何か―紛争地域の再生のために (平凡社新書) 物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21) 自由論 (光文社古典新訳文庫)
情と理 -カミソリ参謀回顧録-.. 不肖・宮嶋空爆されたらサヨウナ.. シャドウ・ワーク―生活のあり方.. こんなに違う中国人の面子(メン.. ドキュメント弁護士―法と現実の.. 日本人とユダヤ人 (角川文庫ソ.. 詳解 独ソ戦全史―「史上最大の.. 「平和構築」とは何か―紛争地域.. 物語消滅論―キャラクター化する.. 自由論 (光文社古典新訳文庫)

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情と理 -カミソリ参謀回顧録- 下 (講談社+α文庫)

[ 文庫 ]
情と理 -カミソリ参謀回顧録- 下 (講談社+α文庫)

・後藤田 正晴
【講談社】
発売日: 2006-06-21
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
情と理 -カミソリ参謀回顧録- 下 (講談社+α文庫)
後藤田 正晴
カスタマー平均評価:  4
ノってきましたね
 ボクの記憶が残っている時代のお話になってきたので、時代背景に関するコメントが非常に少なくても、何とか理解できるようになって来た。時系列順にインタビューしているのかは知らないが、上巻に比べて、インタビューアのツッコミが深くなっている気がする。良いことだと思う。  しかし、つくづく残念に思うのは、証言を聞きだして満足しないで、一つのノンフィクションに仕上げて欲しかったなあ、と思う。そうすればもっと面白いものになると思うのに…

不肖・宮嶋空爆されたらサヨウナラ―戦場コソボ、決死の撮影記 (祥伝社黄金文庫)

[ 文庫 ]
不肖・宮嶋空爆されたらサヨウナラ―戦場コソボ、決死の撮影記 (祥伝社黄金文庫)

・宮嶋 茂樹
【祥伝社】
発売日: 2000-10
参考価格: 590 円(税込)
販売価格: 590 円(税込)
不肖・宮嶋空爆されたらサヨウナラ―戦場コソボ、決死の撮影記 (祥伝社黄金文庫)
宮嶋 茂樹
カスタマー平均評価:  4
現場主義者ゆえの直言
聞くところによると「不肖宮嶋」というのは、 宮嶋氏の文章にライターが手を加えているとのことなので、 アクの強い文章の、どこまで宮嶋氏自身の個性の表れか不明です。 不謹慎・不快な言動も多く、読む人によって好みが分かれると思います。 とはいえ本書は文字通り百聞は一見に如かずの現場から発信されており、 戦争が市民生活に何をもたらすのか、 軍やマスコミはどのように情報を管理・伝達するのか、 (特にNHKは何をしているのか!?〔笑〕) さらには正義とは何なのかなどなど、 「平和ボケ」(それはそれで幸せなはず…)の我々に深刻な問いをぶつけてきます。 一見乱暴な物言いの中に数多くの真理が含まれている本です。
不肖宮嶋のユーゴレポート
 小国に囲まれた旧ユーゴスラビアの国々。だが国境は次々に閉鎖さされていく。CNN、BBCなどNATO側の報道機関には国外退去が命じられる。
 乏しい現金、カードも、トラベラーズチェックも使えず、もちろん衛星電話もない。
 そんな中、我らの不肖はユーゴ軍プレスセンターに通う。いつ行なわれるかわからないプレスツワー。だかそこで見たものは、西側で報道されている情報とはまったく違った地獄であった…。
 前著の「ネェーちゃん撮らせんかい!」と同じユーゴを舞台に、スリルと、サスペンスと、そしてお笑いをふりまく不肖の一冊。お勧めです。
あ、解説がない!
文庫本といえば、解説である。あのサイバラりえぞう本にさえ文庫本といえば解説がつく(依頼された人はさぞたいへんであろうが)のにである。

しかし、この本には、著者のあとがきはあるものの、解説がついていない。これは残念だ。損した気分だ。特に、不肖・宮嶋本の解説は、不肖・宮嶋=宮嶋茂樹+勝谷誠彦 であることの暴露があったり、本の中でぼろかす書いてある人が解説を書いていたりと非常に楽しみであった。

というわけで、不肖・宮嶋本の解説ファンには物足りない一冊ではある。したがって★4つ。
事実は見なきゃわからない!
「シュールである!」を連呼しながら、コソボの事実を撮り続ける
宮嶋氏。圧巻は「コソボ死の行軍」と、彼が言うプレスツアーへの
志願のシーン。空爆地帯のまっただ中へ、大型バスで乗り込むという
だけでかなりの狂気の沙汰なのに、そのツアーになんとか潜り込もう
とする宮嶋氏の姿には報道カメラマンとしての執念すら感じます。

本来ならとても重い内容なのですが、それを笑いながら読ませてくれます。
やはり、現場を見てきた人は違うのでしょうか。
はっきり言って、「不肖・宮嶋」シリーズの愛読者になって以来、
大手マスコミの流すニュースが信じられない体質になっている私です。
カメラマン魂を見た!
ボスニア空爆時の最も危険な現場にフリーカメラマンの立場で撮影隊にもぐりこむのがいかに困難で、大変なことかが良く分かる。撮影された写真とは逆に、宮嶋氏の独特の関西弁とユーモア溢れる文章も読み応えがあって笑えます。カメラマンを目指す人もそうでない人にもお薦めです。


シャドウ・ワーク―生活のあり方を問う (岩波現代文庫)

[ 文庫 ]
シャドウ・ワーク―生活のあり方を問う (岩波現代文庫)

・I. イリイチ
【岩波書店】
発売日: 2006-09
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
シャドウ・ワーク―生活のあり方を問う (岩波現代文庫)
I. イリイチ
Ivan Illich
カスタマー平均評価:  4
気付かないものに気付かせてくれる
 歴史学者の立場から、現代社会・経済をながめて、経済成長によってなにが破壊されるかを示すエッセイ集。シャドウ・ワークの他にヴァナキュラーな価値の話など、現代生活が当然としているものが、いかに当然でないかを気付かせてくれる。  読む上で、前提を求める本書は難解ではある。見えないものを見せてもらえる点で、それを押してでも読む価値がある。

こんなに違う中国人の面子(メンツ)―不思議な国がよくわかる25人の証言 (祥伝社黄金文庫)

[ 文庫 ]
こんなに違う中国人の面子(メンツ)―不思議な国がよくわかる25人の証言 (祥伝社黄金文庫)

・江 河海
【祥伝社】
発売日: 2004-06
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
こんなに違う中国人の面子(メンツ)―不思議な国がよくわかる25人の証言 (祥伝社黄金文庫)
江 河海
江 河海
カスタマー平均評価:  5
中国人を知るために ビジネスにも
中国人は面子を命より大切と考えます。 これは日本人にはなかなか理解できない点が多い この本とその2はそんな中国人の面子感について 的確に書いています。 卒業論文でお世話になりましたが ビジネスや留学、そして中国を知りたい人にオススメです

ドキュメント弁護士―法と現実のはざまで (中公新書)

[ 新書 ]
ドキュメント弁護士―法と現実のはざまで (中公新書)

・読売新聞社会部
【中央公論新社】
発売日: 2000-04
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
ドキュメント弁護士―法と現実のはざまで (中公新書)
読売新聞社会部
カスタマー平均評価:  4.5
弁護士業の核心をついているとも思えない
男児誘拐殺人事件 情状の余地のない事件。 情状証人の母親でさえ「息子を死刑にしてください。それしか遺族の方に申し訳が立ちません。裁判長,お願いします。」と言うしかなかった。 そして印象深かったのが,弁論要旨の結び。 「被告人の所業が天人ともに許さざるところであり,厳罰に処すことの望む遺族の心情もまた,十分理解します。弁護人の主張はただ一点です。被告の,今なお人間的な誠実さを失っていない心情に鑑み,生あるかぎり,被害者の冥福を祈らせ,贖罪にあたらせることこそ,刑政の本旨に沿うものではないでしょうか。」
弁護士
読売新聞社会部の本です。弁護士の様々な活動を取材し、その実像を描こうとしています。弁護士活動の実際と、現在の弁護士の問題点や課題について書かれています。比較的中立的な立場でバランス良く書かれていると思います。弁護士や司法の問題に興味のある人は、読むと良い思います。あまり知られていない弁護士の費用についても、少しは、イメージがつくかも知れません。内容は固く、真面目な本ですが、読み易い本になっています。
( =ω=.)<らき☆すた 同棲編 その5
( =ω=.)<速攻魔法発動 弁護士の魂・・・! 人間の心を捨て 効果発動!!! こいつは人としての良心を捨てることで発動する、魔法カード・・ 殺人の代弁者となり・・・殺人者を心神喪失・耗弱にする事で、何枚でも 殺人被害者を墓地に送り 無罪にできる・・。 そして、墓地に送った人数分だけ・・・お金に換えることができる!!! (;//Д//)<あぁ・・・・ ( =ω=.)<覚悟しろよ 蟲やろう(弁護士志望者)
弁護士の業務を知るために
弁護士の様々な側面をドキュメントで仕上げた一冊です。 副題にある通り、法律と現実の間に揺れ動く弁護士が何人も現れます。 弁護士という仕事の難しさとやりがいも伝わってきますが、 守ってもらいたい被疑者、被告人の立場からも興味深く読めました。 特に「新しい訴えに挑戦していく難しさ」はこの本の醍醐味です。 弁護士を目指す人にとっても必読でしょうが、 内容はやさしく、誰にとっても読めるようになっているので、 いつそうした立場に立たされるかもしれない誰もが読むべきだと思います。 内容的に若干古くなってきているので、改訂版があればと思いました。
弁護士の気持ちに近づけます。
弁護士としての立場の苦悩や喜び、普段は聞くことのできない
弁護士の方々の話が結構書かれています。
逆に、弁護士の業務独占に対しての弁理士や司法書士等の
方々の意見を知ることができ、客観的に弁護士としての
仕事について考え、知ることができます。
弁護士について少しでも興味のある方には、是非読んで
いただきたい作品だと思います。

日本人とユダヤ人 (角川文庫ソフィア)

[ 文庫 ]
日本人とユダヤ人 (角川文庫ソフィア)

・イザヤ・ベンダサン ・Isaiah Ben-Dasan
【角川書店】
発売日: 1971-09
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
日本人とユダヤ人 (角川文庫ソフィア)
イザヤ・ベンダサン
Isaiah Ben-Dasan
カスタマー平均評価:  3
ウソも百編言っておればホントになる、というお話。
「日本人は水と安全はタダだと思っている」 この言葉にナルホド!と感じる人は多いかも知れないが、果たしてそうか。 かつて農村の水騒動で人死にまで出たことは数多くの記録にも残っているし、私の住む河内平野にも水にかつえた先人達が掘ったため池が無数にある。安全がタダだって?笑わせるな。飢えが元で殺し合ったり果ては食人さえ起きた記録などいくらでも残っているし命がけで一揆や直訴に挑んだ祖先達だって沢山いる。 実在するかどうかも判らないエピソードで全体を規定する手口によって誰が利益を得るかを考えるのにはある意味良書と言えるかも知れない。
うーん
恥ずかしながら、山本氏のことはつい最近知りました。 単純に「日本人褒められてウレシー」と浮かれていた自分の浅はかさが恥ずかしいです。 読み物としては面白いと思うのですが、外国人のふりをした日本人が日本人を「世界一流の?」的な表現をしている点と、ユダヤ民族に対する間違った知識を堂々と書いてしまっている点が引っかかります。(前者は、日本人特有の卑屈さのせいかもしれないです) 書物の内容を全て鵜呑みにすることは愚かかもしれませんが、疑いながらの読書は苦痛です。 これから「外国人の目から見た日本」系の本は、作者さんが本当に外国人なのか確認してから手に取ろうと思います。 余談ですが、「貿易商を営むフランス人」という設定で書かれた日本・日本人に関するエッセイシリーズも、実は作者は日本人(外国人の協力者も結構いりゃっしゃった模様??)だと知り、己の無知ぶりに凹んでいます。 ただ、とある「韓国人が韓国の欠点を訴える」系の本が、署名こそ単独の韓国人の名前を使っていますが、実体は複数の韓国人からの取材を、ひとりの日本人が編集してまとめた、という話は不快でした。
中身より存在することに意味がある
この本で描かれているユダヤ人像や、用語の多くが間違い、ウソであることは 浅見定雄らの批判書でもう知られている。しかし、たとえば浅見が真実によって 反論しているにもかかわらず、その反論はどこか見当違いな気がするのは私だけだろうか。 この本の問題は、内容の一つ一つの妥当性よりも、戦後昭和の一時期に、 たとえインチキ本であっても、こういう本が日本人論として現れたということ自体なのだ。 この本の言うことは確かにいかがわしい。しかしそのいかがわしさは、悲しいけれど 戦後民主主義が持っていたいかがわしさの鏡なのだ。だからこそ気に障るのだ。
日本人論としては秀逸
山本七平氏がユダヤの視点を通して日本および日本人とはどのような国(国民)かを論じている本書。大ベストセラーでありながら痛烈な批判本もでて議論を巻き起こしました。レビューをみても否定的な評価が多いようです。 しかし私には、日本(人)論としては秀逸で興味深く読むことができました。特に、「日本教」という視点、そろばんになぞらえた「日本語」論は面白かったです。 確かに引用している書物の解釈に嘘が混じっていたり、キリスト教やユダヤに関する記述のところで気に障る表現も(読む人によっては)あるのでしょうが、私の関心は山本氏の日本人論にありましたのであまり気になりませんでした。その存在自体を全否定されるような悪書ではないと思いますが。
おすすめ
30年近く前に、読んだときは、読み終わるの苦痛を感じていました。 今、読み直すと、同意する点、異論を持つ点が明確になってきていました。 日本教キリスト派 と 人道という考え方、共感を覚えます。 契約がすべての欧米と対を成すものです。 東南アジアの島国は、日本と同様(侵略がありましたが・・)に、色々が 文化を吸収しながらも、自然と調和して生きることが普遍であると感じているの ではないでしょうか・・

詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)

[ 文庫 ]
詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)

・デビッド・M. グランツ ・ジョナサン・M. ハウス
【学習研究社】
発売日: 2005-06
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
詳解 独ソ戦全史―「史上最大の地上戦」の実像 戦略・戦術分析 (学研M文庫)
デビッド・M. グランツ
ジョナサン・M. ハウス
David M. Glantz
Jonathan M. House
カスタマー平均評価:  4
普通の人にはちょっと読みにくいかも。
内容は濃いと思うが、スイスイ読めるという感じではない。 知識をより深めたいという方にはお勧めといった感じ。
ドイツ軍との戦いで成長していったソ連軍
この本は最近公開された旧ソビエトの資料を中心に第二次大戦中のソ連軍の内情を分析したものである。 そのためソビエト側から独ソ戦の各戦役をドラマチックに描いた戦記ものでも、 ソビエト時代のような偏った誇張された内容のものでもない。 この本を読めばスターリンの粛清によって内部崩壊したソ連軍が ドイツ軍との戦闘の中で成長していった事がよく分かる。 また、多くの人・物的損害や犠牲がでた要因や、 それにもかかわらず何故勝利する事が出来たのかが語られている。 戦車連隊・戦車旅団・戦車師団・戦車軍団・戦車軍のようなソ連軍独特のややこしい戦車部隊の構成が 戦いの中でどのように変遷していったのか興味深い。 ドイツ軍の記述に関しては独ソ戦に興味のある方ならすぐに分かるような ミス(誤訳?)もいたる所にある。 それでもドイツ側から見た独ソ戦物が多い中、 別な視点から補完してくれるものとして読んでみても良いと思う。
一作戦で数10万!人命の軽さに驚愕
 文庫本ながら約700ページの大著だが、「人類史上最悪の災厄」と称される第2次世界大戦、中でも最大の独ソ戦の全容を簡潔にまとめている。あのスターリングラード攻防戦も一幕にすぎない。パウル・カレルの著作を始めとする独ソ戦記は個々人、特にドイツ側の英雄的・悲劇的エピソードが魅力だが、ここでは細部の描写を一切排して、数十万の人命が一回の作戦で消費される巨大な戦争の進行を淡々と描いていく。感情抜きの叙述に異様な迫力がある。  またこの大事件から半世紀後の視点で、各章ごとに総括しているが、それが実に鋭い。曰く「ドイツ軍は鋭利な剣で斬り込んだが、赤軍は棍棒で対抗した。膨大な人命を注ぎ込んだ結果、剣は鈍磨してしまった」、「1941年は大粛清により赤軍が最も弱体化していた瞬間で、その前でも後でもあれほどの打撃を与えることはできなかった」、「情を一切排除したスターリン、ジューコフらの鉄の神経が、呆れるほどの人命の消費で世界最強を誇ったドイツ軍を食い止めて、最後には壊滅させた」など。  特に「戦争の終盤、スターリンの西側に対する猜疑心が防波堤の衛星諸国群とヨーロッパを東西に分断する冷戦構造を作り、国力を超えた軍事費の膨張がソ連邦自体を崩壊に追い込んだ」という主張は、ヨーロッパ史をよく知る人には常識だろうが納得させられた。戦後と現在のヨーロッパは、ヒトラーの野望とスターリンの猜疑心による必然的な結果、というわけだ。  近年開示された旧ソ連サイドの資料を活用し、当時の赤軍の内情などを詳細に描いているが、視点が偏っているとも思えない。WHEN TITANS CLASHED「巨人たちが激突した時」が原題だが、まことに適切なタイトル。いわゆる戦記ものとは異なり面白く読める類ではないが、巨大な情熱の衝突、歴史そのものに圧倒される。
全部は信じないけど、流れはいい
ソ連側の資料は兎に角も少ないので (「スターリングラード」「ベルリン陥落1945」「攻防900日」くらい?) とても助かります。 東部戦線も細かくなると何だかよく分からなくなるのですが、 通しで流れを理解するには良いと思います。 巻末の戦死者や参加人数などの数値資料は圧巻! ワルシャワ蜂起で、ソ連軍がわざと進軍を停止してポーランド蜂起軍を 見殺しにしたというのが定説ですが、ここでは戦術的に進軍ができる 状態ではなかったという新事実を明らかにしてくれたりしてくれます。
良くも悪くもソ連視点
独ソ戦というと、どちらかといえばドイツ側の視点から見た書籍が多いですが本書は近年使用できるようになってきた旧ソ連の公文書を調査し、ソ連側から見た独ソ戦を描き出しています。
赤軍誕生から独ソ開戦までのソ連の内情から独ソ戦終了までを従来とは違った視点で文庫一冊で読むことができる点は評価できると思います。またかなりの量の原註も訳出されているのは好感が持てます。
著者は独ソ戦、特にソ連についての研究の専門家ということですが、そのせいなのかドイツ軍についての記述には一般的な市販書籍を読んでいるだけで分かるような誤記が多々見られます。せっかくの訳注も誤っているものが見られます。
信用しすぎずに資料の一つとして読む分には良いでしょう。

「平和構築」とは何か―紛争地域の再生のために (平凡社新書)

[ 新書 ]
「平和構築」とは何か―紛争地域の再生のために (平凡社新書)

・山田 満
【平凡社】
発売日: 2003-04-30
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
「平和構築」とは何か―紛争地域の再生のために (平凡社新書)
山田 満
カスタマー平均評価:  3.5
「祈る平和」から「創る平和」へ。
「祈る平和」から「創る平和」へ。 紛争が起こっている地域で一体何ができるのかを考えている本です。 紛争社会の現状、紛争後の社会の平和構築の意義、そして今起こっている紛争の歴史的な背景をたどり、平和構築の実践とその手法・仕組みを詳しく書き手NGOの活動、最後には予防外交の考え方と国際社会の関わり方市民参加の重要性など盛り沢山な内容になっています。 ですが、あまり難しく肩肘張らずに読めるのは著者が教員生活を経て人に教える方法をマスターしていてどう話せば、どう書けばより伝わるか、理解できるかを考えて書いているからでしょうか。 一番よかったのは平和構築の実践とその手法・仕組みでしょうか。 著名なリーダー間での合意が必要というだけでなく、大多数の草の根のリーダーや地元の人々の和解、協力だけでなく実は中間の各セクターで尊敬されているリーダーであるとか、民族的・宗教的なリーダーの関与がとても重要だという事実です。 トップダウンでもボトムアップでもない中間レベルからの波及効果というのはここへのアクセスから見ても容易である点など多数の理由が掲げられてましたが納得する点が非常に多かったと思います。 全体を通しても国際協力に興味があるような初心者から専門的に研究している人まで 誰が読んでもある程度の満足は得られると思います。
平和構築は学者の議論じゃない
筆者は最近流行のようにいわれるようになったPeace Buildingの草分け。欧米理論の追従でなく、豊富な活動とアジア的視点が光る。国際関係論や国連研究の末端ではなく、日本社会の草の根活動からの視点を読み取ってほしい。入門書としては最適。
平和構築の入門書
平和構築とは軍事的・政治的枠組みから開発までを含む包括的概念であり、そのカヴァーする範囲は広い。本書はやや紛争社会の現状や歴史的背景に紙面を割きすぎ、それをふまえた平和構築のさまざまなアプローチやその分析・考察が物足りない気がする。しかし、平和構築をはじめて学習する人には良い導入書となるであろう。
「平和構築」を扱う邦文文献は少ないので、貴重な題材といえばそうなのですが…
「平和構築」、つまり紛争社会後の秩序形成や、最近では紛争を未然に防ぐための予防外交等をも含む総合的な政策プロセスとしての概念ですが、この分野が注目されるようになってから時間が浅く、日本の研究も遅れているため、邦文文献は非常にレア。

でも、この本の場合は、学術書というよりは、開発学習を進めながら感じたこと、情景描写等も非常に多い内容になっていますので、研究を本格的にやる人のための参考文献にはなりにくそう。
親しみやすい、そして臨場感のある雰囲気のある文章ですので、専門家・素人問わず、読みやすいかもしれませんが。


物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)

[ 新書 ]
物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)

・大塚 英志
【角川書店】
発売日: 2004-10
参考価格: 780 円(税込)
販売価格: 780 円(税込)
物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)
大塚 英志
カスタマー平均評価:  3.5
じゃあ、おまえがやりゃいいじゃん……。
大塚英志の評論は初めて読んだのだけれど正直閉口した。ぽかーんと。 何に閉口したかというと著者の文学批判に対してである。 大雑把に要約すると、『キャラクター化する「私」』というサブタイトルは、 大塚の世代と違って今の若者がうまく自我形成できないという病を表していて、 その処方箋として文学は、近代文学がやったように個人の自我形成を手助けするべきだ、 というのが大塚の主張。 そして、文壇や作家は自分たちの利益や興味を大事にして、 その文学のあり方を放棄してしまっている、というのが彼の文学批判+舞城批判の一部。 けどふと考えてみると、学術とも趣味ともつかぬアイデア先行の本書のような批評を書き、 一方でサブカルで利益を稼ぐ著者のやっていることが、 彼の批判する文壇と何が違うのか、正直自分は理解に苦しむ……。 小説かけるんだったら、じゃあ、おまえが文学やりゃいいじゃん……、と。 まあ本人の自由だし、文壇や作家のすることも自由なんだろうけど。
柄谷からもらったバトンを東にわたした男
マルクス主義がイデオロギーとして崩壊した後、代替物として説話論的な物語 が選ばれたと筆者は言っている。この物語というのは本来、我々が考えるよう な多様性に富んだ概念ではなく、およそ数種類の「機能」の組み合わせであり、 プロップを援用しつつ筆者は説いている。そしてこの論考は特権的地位にあっ た「作者」という概念の特権性を剥奪するラディカルなものである。さらに筆 者は日本のコンテンツビジネスのためにいまからの時代「ブルーカラーの作者」 の育成が必要と説いている。つまり物語は誰でも出来るのだ。 だが、物語の構成はもともと我が国の伝統芸能にも存在する。例えば落語。最 後に「落とす」ことが重要であるこの芸の分野において、その落ちにいたるま での物語の構成を練ることは不可欠である。「お笑いをやりたいなら落語を学 べ」とよく言われるが、それはおそらく落語という芸が本質的に、落ちまで持 っていく洗練された物語の構成術であるからだろう。「すべらない話」がなぜ すべらないのか。それは彼ら芸人が特別面白い体験をしているのではなく、彼 らが出来事を物語化することに長けているからである。 ただ今までは、この物語の構造論が一般化しておらず、それを隠れ蓑に特権的 な作家性というものが存在したのだ。しかし、ライトノベルの攻勢などを見て いても、その時代は終わりに近付いているようにも見える。作品とのコミット メントの度合いにおいてヒエラルキーが消滅し、誰もが作者と名乗れるし、旧 来の意味での「作者」は存在しなくなる。この本の描く未来予想図はそういう ことになるが、この技術を誰もが平等にもちうる世界を受け入れることができ るかどうかが、旧時代人か新時代人かを分かつ分水嶺なのかもしれない。ちな みに私はやや特権的な作者という存在にもまだ未練がある。例えば中原昌也な ど、物語の成立にあえて抗い続ける小説家もいる。あの人の小説を読むとがん ばれとか思ってしまう。
恥知らずの本
おたくの名の下に、精妙な理論学習をしたこともない未経験な大塚が、聞きかじった耳学問程度で、超背伸びして、イデオロギー論を展開している痛々しい本である。 最近、大塚のような学者でない評論家が無知な読者につけこんで、好き勝手なことを放言している本が目立つが、本書もその意味で、無責任きわまりない大塚のおおぼらに腹が立つ。 妥当論拠を欠いた議論構築を、よくもまあ恥ずかし気もなく、次から次へと繰り出すものだと、読者のこちら側が気恥ずかしくなるおしゃべりぶりだ。 本書の題名にふさわしい、まともな内容の本はいったいいつになったら誰が出してくれるの出るのだろう? いっそ俺が書こうか?
怒り
こういう怒りは大切だと思う。江藤淳くらいしか頼りはいないのに頑張ってる姿勢に好感触。筆者の姿勢が本読ませる典型的例です、ワタクシにとりましては。「彼女たちの連合赤軍」のフェミニズム論は、似而非フェミ論者に読ませてあげたいと思うけど、まずこの本から読みましょう。
非常に刺激的な本
 『物語』に関する深い考察。思えば、物語というのはいつだって世界に近いところにあった。聖書だって物語じゃん、歴史だって物語じゃん、そして、今アメリカがやってる戦争だって、物語的思考を無自覚でやってるんだよ、と。  何故? という問いかけもなく始められてしまった戦争。かつて島田雅彦が、9.11を「まるで映画を見ているように思えた」と言ったように、その裏には理由のない極めてファンタジー的な要素に彩られている。存在価値がなくなってしまうのが怖いからアメリカとパーティーをくまなきゃいけない、イスラム圏は敵だから攻撃しなきゃいけない。たくさんの何故? を放置してきた結果がここにあり、今、世界の動きは明らかに何故を排除する動きにきている。ストレートや、直情(それでいて中身のない)ものばかりがもてはやされている。  『私』をキャラクタ化してしまった今、『キャラクタ化された私』ではなく、『本当の私』を守る壁がない。  それを支えるために、効果を失ってしまった『文学』は復活させねばならない。  日本のクリエイターが生みだす、ストーリー水準の底上げ、自らがサブカルに関わることでのライトノベルなどのジャンルのレベルの底上げなど、大塚の行動の裏が明かされる。言わなきゃわかんねえだろ、おまえら、と怒ってます怒ってます。  大塚は今の文芸誌的文学なんて消えてもいいと思っている。彼は今の文学の可能性なんて期待しちゃいないだろう。もっと全体的な、それに変わる『広義の文学』が必要だ。  なんて、そんな本。

自由論 (光文社古典新訳文庫)

[ 文庫 ]
自由論 (光文社古典新訳文庫)

・ミル
【光文社】
発売日: 2006-12-07
参考価格: 540 円(税込)
販売価格:
自由論 (光文社古典新訳文庫)
ミル
カスタマー平均評価:  5
いまを生きる,その礎として。
 まずは新訳としての本書から。  このシリーズは総じて高い評価を受けているようで すが,本書もその例に漏れていないのだろうと思いま す。翻訳は正確でなければならない,という絶対の制 約を拒むつもりはありませんが,どれほど優れた訳で あっても,それは原典とは違った成果物ですから,時 代の丈に合った言葉遣いで訳を改めるというのは,と ても意欲的で,思慮深い試みだと感じます。  山岡の新訳も,現代的で滑らかな言葉を選びながら, 切れ味の良いミルの論調を決して崩していない,優れ た仕事だと思います。次に改められるべき時を待ちな がら,永く読み継がれていくのだろうと予感している ところです。  一方,ミルの主張それ自体の評価については,今更 申し上げるまでもないのかも知れませんが,他のユー ザーが仰っている通り,今更,と感じさせるほどに常 識化した思想だからこそ,改めて読んでおく価値があ るようにも思います。現代では,ミルが例外と見てい た人々との付き合い方を主題的に採り上げなければな らなくなっている訳ですが,そうした現代的な問題を 考える礎には,やはりミルの自由論があるはずです。 読み返す価値は,決して低く見積もることはできませ ん。  自分のスタンスを見失ってしまわないために,必携 の1冊。
"理想"
今から100年以上前に著された、古典と呼ぶにふさわしい本書が新訳となりさらに読みやすくなった。 レビュータイトルの通り、本書に書かれてある内容が”理想”に過ぎない事を考慮の上で読み進める必要があるが(誰にも迷惑をかけない社会など存在しないという事を一例に挙げよう。本書の第5章でこの内容に言及してはいるが、個人が社会に対し権力的に劣っている場合では自由な行動が制限されるという点でやはり自由ではない)、それでも当時のミルの思想を知ること及び自由とは何かを考える上で有益な書であるのは事実であろう。
社会主義の資本論なら、民主主義の自由論
本書は、日本国民全員に読んでもらいたい気持ちになった。 自由の価値を知るとともに、今何を考えるべきか。何が問題なのか。 知らず知らずのうちに、自由を侵害していないか。自由が侵害されていないか。 あまりに大きすぎて、見えなかった、自由を押さえる物。ぜひその物を知ってほしい。 日本中に行き渡った時、新しい価値観・道徳観が生まれるのではないだろうか。
自由主義の秀逸な理論書
私は常々、古典は二種類あると思っている。「生きた古典」と「死んだ古典」である。「死んだ古典」とは、その芸術的あるいは古典という記念碑的価値、または史的価値は有しているものの、内容としては、われわれの時代がその古典が生まれた時代より遥かに進み、複雑化し、より一層困難な問題を抱えるに至ったため、何ら積極的な感化を与えることのできない書物である(私見では、例えばダンテの『神曲』もその一つである)。「生きた古典」とは、われわれが現代の課題に直面し、それに取り組むにあたって、その解決策は与えてくれないにしても、その問題に対する生き生きとした具体的支点を与えてくれるものである。この『自由論(ON LIBERTY)』は後者である。 社会的自由が勝ち取られたものではなく、当たり前の、与えられたものになって久しい現在、自由は形骸化し、それについての生き生きとした観念は死につつある。その証拠に、現代では社会システムや人間の生活が複雑化・高度化・細分化する一方で、マクロな領域(経済・思想・服装・ジェンダー等)では驚くべき画一化が進んでいる(それに抗するかのように別の芽も吹き出しつつあるが)。自由がなぜ個人にとって大切なのか(そしてマクロ的観点ではなぜ人類にとって大切なのか)、そしてそれは本来勝ち取るものであり、それを真に生きたものとして保つには高い意識と努力が必要であることを、ミルは思い出させてくれる。 最後に、本書の内容もまた、現代人たるわれわれにとって完全なものとは言えない。それを検討することもまた、大きな知的訓練になるであろう。
必読書が良訳で
教科書などにさえ出てくるミルの「自由論」 ちゃんと本物を読んでおくだけの価値はある。 特にこの訳はとてもこなれていて、すいすい読める。 そして、ちゃんと読んでみると意外なミルの一面も見れる。 例えば、子どもに対しては、きちんと徳を身につけさせて、その上での自由な社会、といったことを主張している。 また、共同体のための犠牲という概念も、かなり限定的ではあるが、一応容認している。 そういう意味では、最近の超リバタリアニズムとはミルは一線を画している。 250ページほどで、行間も広く、文字も大きめで読みやすい。 是非読んでみることをオススメする。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク