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政治・社会

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働くということ - グローバル化と労働の新しい意味 (中公新書) 近代の政治思想―その現実的・理論的諸前提 (岩波新書 青版 738) 近代日本の政治家 (岩波現代文庫―社会) 幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書) 日本民衆文化の原郷―被差別部落の民俗と芸能 (文春文庫) 定本 物語消費論 (角川文庫) NPOという生き方 (PHP新書) 終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ (集英社新書) 戦争論〈上〉 (中公文庫BIBLIO S) ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)
働くということ - グローバル.. 近代の政治思想―その現実的・理.. 近代日本の政治家 (岩波現代文.. 幸せって、なんだっけ 「豊かさ.. 日本民衆文化の原郷―被差別部落.. 定本 物語消費論 (角川文庫) NPOという生き方 (PHP新.. 終わらぬ「民族浄化」セルビア・.. 戦争論〈上〉 (中公文庫BIB.. ファスト風土化する日本―郊外化..

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働くということ - グローバル化と労働の新しい意味 (中公新書)

[ 単行本 ]
働くということ - グローバル化と労働の新しい意味 (中公新書)

・ロナルド・ドーア
【中央公論新社】
発売日: 2005-04-25
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
働くということ - グローバル化と労働の新しい意味 (中公新書)
ロナルド・ドーア
カスタマー平均評価:  4
連合はどうする?
連合の2008春期生活闘争方針と比較対照しながら読むと面白いと思いました。 連合の分析は、「非正規労働者」(年収200万円以下・低賃金層)の増大が二極化・格差の拡大を進めているという。失業率も全国的には、改善と悪化の両面がみられるものの非正規の雇用者が働く者の33%を占める雇用情勢あることを指摘している。さらに、勤労者の可処分所得の減少と労働分配率の低下を指摘する一方、主要企業の役員給与が従業員給与のアップ率をはるかに上回っていることをいっている。 本書では、経営者の優先順位の変化を従業員主権企業から株主主権企業へと変転したことを判りやすく説明しています。企業がますます共同体的でなくなり、(内外の)競争と成果主義を露骨化させる姿勢を批判(?)してます。 連合の分析は間違っていないものの、これらの変化に対する処方箋が「働くということ」をつうじて求められています。
量からではなく、質から労働を
 なぜ人は働くのか。少なくとも、よく言われるような「食う」ためでない事は明瞭です。「食う」だけならホームレスでもできます。より正確を期するなら、他人に認められる形で「食う」ために働く、というのが正しいのではないでしょうか。つまりは労働もまたひとつのファッション。意味を操る人間の特性に順じて、より衒示的に「食う」ために働いているのではないかと。そうなると働くことに関しても、流行の労働とそうでない労働が出てくることを避けることは出来ません。それが現在、極めて明瞭に目に見える形、つまり収入という形に収斂し、その影響は只労働の価値を決めるに止まらず、人間の価値にまで及ぶ包括的なものとなりつつあるといいます。本書の主題となるべき問題意識はまさにそこにあるのです。  著者が危惧しているのは、そんな収入のみを基準にした流行の労働が開き直りと自己増殖を進めているように見える点です。生産はひたすら効率性を追い求め、投資は目先の利益率を目安に行われる。そこには社会に有益であるとか、将来の可能性などは大して考慮されず、社会にとって必要不可欠な職業が利益が出ないからといって蔑ろにされ、同じ社会に生きるものが流行の労働能力を持たないからといって権利を奪われていく世界があります。豊かなものがより富み、貧しいものがより乏しくなるような自由。しかも、スタート地点もコースの起伏もバラバラな自由競争の下、高い収入を得ていることがあたかも社会的にも有益な人間の証であるかのような価値観が広がり、尚且つ勝者はそれを当然の如く感じている。今まで人々の連帯を支えていた、高い地位に伴う当然の義務感というものが欠落した勝者たちにとって社会は不要なのでしょうか。著者は数々の可能性を列挙して明解な結論は避けますが、これだけは不変でしょう「あなたの不安が、私の平和を脅かす」。
穏やかだが痛烈な批判
「働くということ」に対して注がれる著者の透徹した眼差しは、究極的には「公正さ」に対する社会的合意をどのように構築するべきか、という問いに集約されていく。そしてその問いかけはグローバル化が進行する現代の「市場個人主義」の負の側面を鮮やかに浮かび上がらせる。 一つには「その仕事は社会的にどのように有用なのか」という問い。「国際貿易取引に必要な額の200倍以上もの投機的取引」が、時折巻き起こす世界的な金融危機等の負の側面を差し引いてなお余りある有意義なサービスを提供しているといえるのか。 また一つには「貪欲さはどの程度まで許容されるか」という問い。平均的給与所得者の1000倍もの所得を得る経営者たちの高給を説明する概念が単に「社会規範の変化」、つまり「貪欲を貪欲とけなすことをためらう傾向」でしかないこと。そしてこの傾向はこの四半世紀のあいだ加速することはあっても逆転する兆しは見えていない。 これらの問いはどれも答えの出せない問いである。だからこそ、常に問い続けなければならない問いなのだろう。
ちょっと難しいが読み応えあります
イギリス人の著者が、長い間見続けてきた日本の労働環境・状況について、著者含めたさまざまな捉え方を説明し、著者なりの意見を投げかける。 年功序列と競争(成果主義)の対比、労働市場の柔軟性・流動性の与える影響、これからの社会的変化の中での労働状況のありえる変化、市場のグローバル化と資本主義の多様性などが、主なテーマである。 平易な表現で書かれているわけではなく多少とっつきにくいところもあるが、じっくり読めば理解出来、得るものは多い。
再構成しては?
労働という問題を通じて、主に戦後から、現代にいたるまでの経済、社会思想と現実の社会を読み解く現代社会論。労働哲学や労働経済などの専門的な研究は多いが、それらを啓蒙的な形で論じた本は決して多くない。長年日本を見続けてきた著者なだけに、日本についての言及も多く、労働を通して現代社会を考えたい向きにはお勧めの一冊。
ただ、いかにも翻訳が読みにくく、さらにはチャプターの中の細かい区切り方なども不自然なものが多い。原著は講演などをもとにしたもののようなので、改めて書物として日本語で出版する場合、より読みやすい形で出すのは翻訳者や編集者の責任だろうと思う。できれば訳文や構成も直して再構成し、本書をより普及させてほしいものだ。
したがって内容のよさにもかかわらず、書物としては良い評価を与えられない。

近代の政治思想―その現実的・理論的諸前提 (岩波新書 青版 738)

[ 新書 ]
近代の政治思想―その現実的・理論的諸前提 (岩波新書 青版 738)

・福田 歓一
【岩波書店】
発売日: 1970-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
近代の政治思想―その現実的・理論的諸前提 (岩波新書 青版 738)
福田 歓一
カスタマー平均評価:  4
近代政治思想史の入門書
 西洋政治思想史の第一人者である著者の講演録を元にした近代政治思想史の入門書です。  ホッブス、ロック、ルソーなどの近代政治思想家に至るまでの思想の状況や社会状況を叙述し、かつ、近代政治思想をわかりやすく書いています。  古い本ですが、現在でも十分興味深く、入門書となる本だと思います。
近代政治の「カラクリ」
第一章では近代政治の「前史」が、 第二章では近代政治の「カラクリ」が叙述される。 近代の政治思想が、いかにして政治権力の制度を透明化し、 そして統制可能なものにしていったのか。 それが本書の主題である。 1970年に書かれたということもあり 後半に事例として引かれる政治現象は古い。 しかし、現在、「構造改革」という美名のもとに、 政治のカラクリが見えにくくなってしまった現在だからこそ、 本書は読み返されるべきである。
やさしい政治思想史
 政治思想はその生まれた時代に大きく制約される。本書はこの問題意識に基づいてホッブズ・ロック・ルソーの思想の前提となる歴史的背景を分析し、また、その思想の原理を解説する。彼らの思想は現代の政治制度を大きく規定してきたものであり、それについて分かりやすく、かつ、深く分析した本書は現代においてもその意味を失っていない。

近代日本の政治家 (岩波現代文庫―社会)

[ 文庫 ]
近代日本の政治家 (岩波現代文庫―社会)

・岡 義武
【岩波書店】
発売日: 2001-08
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
近代日本の政治家 (岩波現代文庫―社会)
岡 義武
カスタマー平均評価:  5
単なる人物評論の枠には収まらない
明治以降の日本を支えた5人の政治家に焦点を当てた作品。 エピソードが豊富で、各人物の気質が手にとるように分かる優れた一冊。 さらに各人が権力を如何に手にしたのかが詳しく記されている。 …伊藤の超然政治から政党政治へのシフト、原の山県との折衝等等… 「政治におけるリーダーに求められるもの」これを考える上でこの本はオススメです。 すんなり読むには多少近代史の知識が要りますが、読んで損はない一冊だと思います。
面白い!
簡潔に纏まっていて、読んだ時間が無駄にならない良書だと思う。5人の登場人物がいるので、読者それぞれに共感できる人物を見つけることができるかもしれない。それもこの本の長所である。この本を読んでいると、日本国民(政治家含む)の政治姿勢に関するDNAのようなものが伝わってくる(DNAだから今も引き継がれている)。個人的には西園寺公望に強い共感をおぼえる。
親しめる近代史
ほんとうに学者の文章か?と怪しむほど、こなれていて、人間を描き得ている。伊藤公についての記述がとりわけ好きだ。
荘重なことが好きで、宮中での言葉もむつかしげなものを好んだ。「伊藤の奏議を聞くには、漢学の稽古からせねば」と明治天皇が笑われたといった、愉快なエピソードがちりばめられている。
楽しく親しむ近代日本史である。
性格をみれば政策が分かる
本書は伊藤博文はじめ、明治大正の5人の政治家をとりあげ、時代環境、その政治家の経歴・性格、その政治家の行動を綴ったもの。ある環境のなかに、ある性格の政治家が組み込まれた場合、その政治家はどのような行動を取るかということが、豊富なエピソードと格調高い文章により分かりやすく解説されている。この考え方は現代の政治を分析する上でも極めて有効であろう。政治に興味がある方には一読をお勧めしたい。

幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書)

[ 新書 ]
幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書)

・辻 信一
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2008-03-15
参考価格: 767 円(税込)
販売価格: 767 円(税込)
幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書)
辻 信一
カスタマー平均評価:  3.5
良いこと書いてあります。
良いこと書いてあります。 経済優先の社会に、異議を唱えています。 確かに、こういう考え方、生き方(スローライフ)は、大切だと思います。
書いてあることはまともだけど....
書いてあることは至極まとも。でも、著者が豊かだと見るブータンにしても数々の問題を抱えているのは周知の通り。ただの旅行者の目で観察するだけでは文化人類学者の名が泣く。また、外国人が書いている「日本はダメだ」という類の本に頼りすぎて、そうだそうだと腰巾着みたいに同意しているのも情けない。学者ならもっと自らの言葉で書くべきだろう。また、モノをなるべく買わないのがよいと書いてあり、その通りだろうと賛同したいが、それで工場がつぶれてでる失業者対策はどうするのだろう?それは政府の仕事で私の仕事ではないとうそぶくのだろうか?つまり著者は、自分ができる範囲の中で聞こえが良いことをして自己満足しているだけの人種とみえる。
豊かさとはゆったりした時間のこと
若い頃、あまりに仕事がきつく、また忙しいので、上司に 「給料を減らしてもらってかまわないから、仕事の量を減らしてくれないか。」と頼んだことがあります。 それに対する反応は、もうかなり記憶がおぼろげですが、 「パートやアルバイトを雇ったつもりはない。そんなに意欲がないのなら、退職して欲しい。」だったと思います。 確かに意欲がないといえば、ないですが、私は一度限りの人生を金儲けに費やすのは馬鹿らしいと思っていました。 当時から私は、お金や出世より、時間が一番大切だ、という価値観を持っていました。 日本人は働くばかりで、ちっとも幸せそうじゃないなあ、と感じていました。 結局、その会社をやめてもっと自分の時間が取れる会社に転職しました。 給料は大幅に減ったし、出世も棒に振りましたが、まあ、しかたないかな、と思ってます。 おかげでゆったりとしたそれなりに幸せな人生を送っています。 この本を読んで私の考えが間違っていないことを確認しました。 今の自分が幸せかどうか、確信が持てない人はぜひ読んで欲しいです。
豊かと幸せはイコールではない。
「豊かであること」と「幸せであること」は決して同義語ではなく、むしろ「豊かであること」が不幸せの原因にもなっていると著者は語ります。 経済成長を求めすぎるあまり、環境破壊や家庭崩壊など様々な問題が起こりました。 モノやカネによる豊かさの追求はもうここらで止めにして「お金持ち」ではなく「時間持ち」になってみようという考えには共感しました。 普段「忙しい」と感じている方なんだかわからないけど空虚な気持ちになっている方にお勧めしたい「処方箋」的な本だと思います。
「幸せ」を考えるための地ならし
終わりなき成長を前提とした経済の ありかた、そして豊かになることが 幸せになることだという思い込みを 捨てたら、21世紀はどんな世の中に なっていくだろうか? 引き算の発想法で、本来は必要ないものを 生活のなかから一つずつ無くしていくことから スタート!! 橋本治の『日本の行く道』とリンクしている ような気がしました。

日本民衆文化の原郷―被差別部落の民俗と芸能 (文春文庫)

[ 文庫 ]
日本民衆文化の原郷―被差別部落の民俗と芸能 (文春文庫)

・沖浦 和光
【文藝春秋】
発売日: 2006-02
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
日本民衆文化の原郷―被差別部落の民俗と芸能 (文春文庫)
沖浦 和光
カスタマー平均評価:   0

定本 物語消費論 (角川文庫)

[ 文庫 ]
定本 物語消費論 (角川文庫)

・大塚 英志
【角川書店】
発売日: 2001-10
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
定本 物語消費論 (角川文庫)
大塚 英志
カスタマー平均評価:  3.5
ボードリヤールの入門書?
RPGが流行りだした頃、世の中がこんなにも物語に餓えているのかと 驚いたことがある。ようやく大きな物語が薄れかけたかと思いきや、 人々は新たな物語を求め始めた。まるで、剥き出しのナマナマしさと対峙し 吟味することの責任から回避するかのように・・・ 単なるモノとしての商品ではなく物語、つまり記号を消費する段階へと大勢 がシフトしはじめたということだろう。 本書はその頃の転換期を全面的にボードリヤールをタネ本としながら論じた ものだ。
著者の作家としての技術はどう権威付けられるのだろう
ひとつ新しい物語が出来ればそのストーリーが既存の形として
後世の参考になるのは当然。新しい物語なんてものがないということも
昔のアイデアを組み合わせるという物語作りの過程を考えれば、限り無く
真実に近い事実であるなど、少しでも物語を作ろうと真摯に考えた
ことがある人間からは当然すぎて面白みがない。だからどうしたとしか
読むほうとしては言いようがない。

では、過去の物語を継ぎ合わせて物語を作るプロセスを熟知しているはずの
著者が、なぜ、万人受けなり、一部の好事家に高く評価される作品なりを
コンスタントに生産できないのだろう。
この理論も所詮は物語について語る一端でしかないことを
自分で証明しているのではなかろうか?

作品に対して、技術なり、それを埋める情熱なりが与える影響について、
述べる力量に欠けてるのか、それとも意図的に議論を避けているのか、
是非、その方面について語った本を自分を題材にして
出してもらいたいもんだ(笑)
ビックリマン世代に読んでいただきたい。
久々にショックを受ける内容でした。がつんと来ました。
「オタク」という言葉からほど遠い人でも、ビックリマン世代なら読むべきです。

世界観だけを手に入れ、自分で物語を作る(または体験する)事を物語消費と言うそうです。つまりそれがビックリマンであり、または同人誌であると大塚氏は言いますが、しかしこの論文(?)が書かれたのは80年代。今で言うと、ネットゲームにあてはまるのではないでしょうか。そういう意味では「物語消費者」の人数は圧倒的に増えていると思います。
何が悲しいって、こういった物語消費が流行っている背景のひとつに、コミュニティーの崩壊が含まれているという事です。人間は誰でも優しく自分を包んでくれる世界で生きたいと思うものです。しかし世知辛い今、それもままなりません(涙)。自覚してるかどうかはともかく、潜在意識として「さみしい」みたいな感情がヒットの裏にあるのだとしたら....。
そういえばテレビゲームが一般的に認知されるようになったのは、ちょうどバブル崩壊後ですね。
色々と考えさせられる本でした。
オタクなどという言葉で汚してはいけない。
なぜ、同人誌が作られるのか?ビックリマンチョコが売れるのか?
この本の答えは、世界観である。

舞台の設定である。

この指摘には、ぶっ飛んだ。

奥深いストーリーとはかくして作られるのだ、
キャラクターの関係性、歴史の設定、国の設定ルール。
地形や自然環境などなど

このような環境設定があることで、物語は無限に増殖していく

さすが大塚さんだ。
ビックリマンの理由
所謂、駄菓子屋なるものを、同時代的に経験した最後の世代と感じており、最近この手の店はあるものの、何か違和感を感じていましたが、この著作で疑問氷解いたしました。往年の駄菓子屋なるものは駆逐されたが、ビックリマンチョコレート(最近の玩食ブームにも)にその精神は脈々と受け継がれていたのだと感じ、何やらホットしました。私自身は単にこの手のものが失われたことを懐かしんでいたのですが、実はちゃっかり違う形で生き残っていて、いまどきの小学生を見る眼に、自然と優しさがこもってしまいます。小学生から思春期のお子さんをお持ちの方にぜひお勧めしたい本書であります。


NPOという生き方 (PHP新書)

[ 新書 ]
NPOという生き方 (PHP新書)

・島田 恒
【PHP研究所】
発売日: 2005-02-16
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
NPOという生き方 (PHP新書)
島田 恒
カスタマー平均評価:  4
NPOの存在意義が理解できる
NPOは、企業と何が違うのか、NPOの望ましいあり方とはどのようなものか、 など、理論的に知ることができる。 NPOに関する本をまったく読んだことない人にはお勧めだと思う。
より良い入門書が望まれる
読みやすい語り口だが、よくよく考えてみると、前半の5分の3ほどまで、具体的な個別のNPOの話などほとんど出てこない。全体に理念的なNPO論が続くばかりで、日本のNPOの歴史を概観できるような記述もない。入門書としても、これでは相応しくないだろう。なお、筆者はクリスチャンであるように思われ、教会を理想のNPO像だと考えているフシが随所に見られた(そのこと自体については、私は賛成も反対もしないが)。
NPOを運営する学生からの視点
ただ単にタイトルに惹かれ、自身と照らし合わせ読んだ。 NPOを経営していくにあたって、αとΩの両方には、必ず使命があるということに大きく共感した。 「果たすべき使命をしっかりと果たしているか」 NPOはもちろんの事、企業もこの振り返りは必要不可欠だと感じた。 振り返らず、不当な利益を積み重ねていくことによって、不祥事が起きる。 アダム・スミスから、経済至上主義になっている時代。 だからこそ、NPOの必要性が出てきているのだと思う。 NPOの存在意義は、本書からも、現在の風潮からもご存知の通りだ。 ただ、本書は「実際」を見ていない。 私どもの団体も、出るのは交通費程度で精一杯だ。 NPOを専業で行っている人は少ないだろう。 関係のあるNPOの人たちも、やはり非常勤講師などの食い扶持を持ちつつ、 NPOを運営している。 「ボランティア=NPO」 この構図を壊したいのだが、壊せない事実も蔓延っている。 という面が抜けていると感じた。
タイトルに責任を負えるのでしょうか?
2005年発刊にしてこのタイトル。 否が応にも、NPOにおける新しい視点の提示、ないしは創造的なアプローチ (ドラッカーはそれを求めているのでは?)を期待してしまう。 が、その結果、ガッカリさせられることになる。 (著者本人が付けたタイトルでないなら、著者の不幸というしかない。) 内容は、旧来のNPOを、偏狭な視座から教科書的にまとめた幼稚なもので、 NPOについて一定の知識と見識を持っている読者を満足させられる内容ではないのではないか? (加えて現代の社会状況や、阪神・淡路大震災を捉える認識にも甘さと誤りが目に付く。 私自身も被災者だが、当事者として現場の地面に足をつけていた者の陥りやすい誤認を 著者も犯しており、同情する。) かと言って、学生の読み物とするには、NPOの真の可能性を限定し、 本著の目的からかえって遠ざけてしまうことすら懸念されはしないか。 そもそも、この著書のミッションは何なのか? 少なくとも、それに対する適切で真剣な戦略が見られない。
組織論としても読める
いわゆる営利を求める企業と、その名の通り、利益を目的としないNPOの本質的な違いを知りたくて本書を手に取った。 最終目的が、企業であれば利益を上げることであるのは間違いないが、長期に亘って成長し継続するには、企業自体の存在意義のような、利益とは別の目的が存在すると思う。多くの歴史ある企業が社会貢献を社是に挙げていることがその一例だと思う。 ニーズがあるところへサービスや製品を投入するのが企業だが、NPOもやはりニーズがあるところに出向き活動を行うのであり、本質的には同じである。ただし、利益を最終目的とする企業は、投資した以上のリターンが期待できなければ動かないのに対し、NPOはニーズに応えることを目的としているために動くことができる。 本書を読んで強く感じたことは、両者とも組織として成り立つために必要なモノは同じであること。 どちらも組織である以上、継続的に事業を行い成長するためには、同じような条件が当てはまるのだと思う。 企業に勤める人が、自分の足元を見直すために読んでも十分ためにんる本だと思う。

終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ (集英社新書)

[ 新書 ]
終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ (集英社新書)

・木村 元彦
【集英社】
発売日: 2005-06
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ (集英社新書)
木村 元彦
カスタマー平均評価:  4.5
路線の行き詰まりを感じた
木村元彦は事態は改善していないことを訴え、日本人がユーゴスラビア紛争を忘れないように本書を書いたのだろう。ただ、本書の内容の基本的な構図は『悪者見参』あたりで見られるものから変化していない。もちろん、コソボ独立に伴って起きたことは、クロアチア独立ともボスニア紛争とも違うだろう。しかし、読者から見ると役者が替わっただけの同じ芝居である。 こんな書き方をすると、渦中に居る人は芝居をやっている役者じゃなくて、命がかかっているのだと著者は怒るだろう。しかし、そのような場面に直面している人は、ユーゴスラビアだけでなく、ほかにも沢山いる。著者がユーゴへの思いと同じくらい、他地域への思いをもった人も居る。そこで、ユーゴに注目しつづけるべきだと説得するには、もう一つ何かがいる。 この手の民族紛争に国際社会が介入した例は数多い。ユーゴスラビア紛争と似た構図の例としてもキプロス紛争をすぐに思いつく。この辺と比較するなりなんなり、もう少し違う視点が欲しかった。すごくいい取材をしているとは思うのだが、路線の行き詰まりを強く感じた。
現地の様子が伝わってきます
著者が直接現地に向かい取材しています。 現地の様子が伝わってくるような臨場感を感じます。 他民族が共存する難しさについて、また戦争というものの悲惨さについて改めて考えさせられました。 旧ユーゴ地方の現状について書かれており、現地の生の声というのが伝わってきました。 現在の世界情勢の見方が変わりました。
丹念な取材
いろいろな民族がひしめき合う困難さが、丹念な取材の中で浮かび上がっています。良著といえるでしょう。ただ、チトーの評価をもっと入れてほしかったが、そうすると少し種類の違う本になってしまうか。
著者は、おそらく日本で唯一ユーゴ内戦を語る資格を有するライターである
まえがきにもあるが、現地取材主義という著者の主張に基づいて書かれたルポである。だから、この作品は新書にも拘わらず、バルカンの歴史等は殆ど記されていない。私はこれを「歴史も重要だが、もっと重要なのは今この国では何が起こっているのかを公平・正確に伝えることだ」という彼の主張だと思っている。 といって、彼がバルカンの歴史を知らないのではない。著者には「誇り」「悪者見参」「オシムの言葉」という作品がある。これらは、旧ユーゴサッカーのサッカー選手(監督)が題材とはなってはいるが、旧ユーゴの内戦をルポした優れた作品である。この中で彼はあらゆる民族のあらゆる人々に対して取材しているのだが、それはバルカンの歴史を認識していないとできないことだ。 『民族浄化』という言葉は、ボスニア内戦時に、ボスニア・ヘルツェゴビナのメディア戦略を請け負ったアメリカのPR会社が最初に使用したものである。意味は『ホロコースト』と同じである。そして、この言葉を欧米(特に米)のメディアが繰り返し使用することで、セルビア=悪者というイメージが一般的に広まったのである。 ’99年のNATO(アメリカ)空爆によって終結したとされる、コソボ紛争後の旧ユーゴ(コソボ)の状況をルポしたこの作品で、著者はセルビア系住民に対してなされていることは報復ではなく新たな『民族浄化』であると記している。 誰もが加害者であり誰もが被害者であるはずのユーゴ『内戦』に、ある思惑(付属文書B.興味のある方は調べてみてください)をもって『人道』介入をしたアメリカ、「戦争広告代理店(著者はNHKディレクター!)」という作品を読めばわかるが、PR会社の戦略に乗せられて間違った報道をし続けたばかりか、空爆終了後は手のひらを返したように沈黙したメディア。彼らの行為がどんな悲劇をもたらしたのか。著者の作品にはそれが書かれている。
セルビアとコソボ
旧ユーゴスラビアの内戦ではセルビアは常に悪者であった。
それはクロアチアが情報戦争に勝利し、セルビアに悪のレッテルを貼り付ける事に成功したからであるということは今ではよく知られている。
クロアチアとセルビアの内戦が終わった後もセルビアの悪のレッテルは貼られたままである。そして、コソボの内乱。支配者であったセルビアと解放を求めるコソボのアルバニア人。悪であったセルビアがさらなる悪となり、コソボのアルバニア人が英雄となるにはさほどの時間はかからなかった。

著者はセルビア側、アルバニア側それぞれの対象に直に調査し、自分の目で現状を見つめ、どちらにも肩入れする事のない中立的な視点からこの書を書き上げた。「セルビアも被害者だ」と声高に主張するだけではお互いの罪状を相殺するだけの結果となる。KLAがマフィアと深い関係にあった事やセルビア人もアルバニア人もそれぞれ虐殺を行った事なども広く知られるようになった現在でも、アルバニア人はなぜか正義の側にある。それは内乱に至った経緯やNATOとの関係など複雑な情勢のなかで作り上げあられたものである。

よく取材し、また対象に幻惑されることなく、コソボを巡る現状を淡々とした筆致で記している。付け加えるとすれば、旧ユーゴスラビアの歴史的な事実への考察と論及が少ないところか。アルバニアがユーゴと別れて独立した事や、ユーゴとアルバニアがそれぞれ独自路線を採った事、クロアチア人であったチトーとセルビア人との連邦内における関係などもコソボの歴史的経緯や現状に大きく関わっている。そもそもなぜコソボがユーゴスラビアでそのように位置にあったのかということへの論及がなければなかなかセルビア人との関係が理解しづらいのではいかと気になった。


戦争論〈上〉 (中公文庫BIBLIO S)

[ 文庫 ]
戦争論〈上〉 (中公文庫BIBLIO S)

・カール・フォン クラウゼヴィッツ
【中央公論新社】
発売日: 2001-11
参考価格: 1,350 円(税込)
販売価格: 1,350 円(税込)
戦争論〈上〉 (中公文庫BIBLIO S)
カール・フォン クラウゼヴィッツ
Carl von Clausewitz
カスタマー平均評価:  4
現在お金出して読む必要はなし
三流の物書きや軍人、経営者から、現在も、古典中の古典だの、ビジネス戦略のバイブルだの、見当違いの絶賛が付くが、評価してるやつが阿呆をさらけ出してるだけ。同じ中公文庫のクレフェルト『補給戦』のほうがはるかに面白い。直接の指摘はないが、旧日本軍の発想の狭さや、現代社会での大手小売の展開、全国物流運送業の配達網など、現在の日本社会をかたどってる現実的思考の原型が見透かせるので。『戦争論』については、当時の西欧人社会での物理的闘争を、ヘーゲルによって観念的に解釈したという以上の思想的意味付け以上は、全く持たせようがない。人文科学の論者が、あまりこの本を持ち上げないのは、論者に体力や現実認識がないためでなく、この本が三流だからだ。
歴史的著作物のひとつ
「戦争全体は人間の弱点を前提とし、この弱点に目をつける」。「正しい方針を立てる人のみが奇襲できる」。まるでグリン・スパン元FRB議長の演説のように難解で含蓄のある表現が多いのは事実。誰でも読み進められるような本ではない。ただし、説明は冷徹なくらい論理的で、それゆえ回りくどく長くなっているだけである。よって、その点に慣れてばくれば、むしろわかりやすくさえ感じる。 ただ、古くから世界の軍関係者に愛読されてきた名著であるものの、大量破壊兵器やハイテク兵器が幅を利かせる時代の常識からすると、率直に述べて、もう古い。 一方、「合理的目的が附加されれば大胆さは容易に発揮される」というような指摘は戦争だけに限ったものではなく、むしろビジネスマンにとって参考になる部分が多いかもしれない。実際、「上級軍人に必要な知識は、特殊な才能による考察、つまり研究と熟慮によってのみ獲得することができる」「批判とは理論的真理を実際の事件に応用すること」というような点や、あるいは、戦略と戦術の定義と位置づけと意義などは、けして軍事に限ったことではない。 簡単な本ではないが、読み解きながら時々姿勢を正したくなるような著作である。
戦争の考え方
クラウゼヴィッツは戦争を客観的に捉えており、政治的な解決手段のひとつとして 考えないといけないという視点は国によっては今の世の中でも当てはまるところもある。 ただ、戦争自体の悲劇を考えると他の平和的な手段も考え出す必要はあるが、戦争について 思いを巡らせるには良書であると思う。
非常に読みにくかったが…
 極めて回りくどい表現のオンパレードで、上下巻を通読するのは、正直言ってしんどかった。まどろっこしい表現は、原典のせいか翻訳のせいかはわからないが(おそらく前者か…?)、通読するにはそれなりの覚悟は必要。だが、研究者でなければ、通読の必要も高いとは思わない。

 しかし、通読の必要性はともかく、第1部から第3部と、下巻に収められている第8部は読み応えがある。現代のビジネスパーソンにも、多くの示唆を与えてくれると感じる。

 マーケティングの世界は、(ライバル企業との)戦争の時代から、(顧客との)恋愛の時代へと、変遷したというのが、私自身の時代認識ではあるが、しかし、この「戦争論」は、ビジネスパーソンにも、有益な一冊(二冊?)になると考える。


ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)

[ 新書 ]
ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)

・三浦 展
【洋泉社】
発売日: 2004-09
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
ファスト風土化する日本―郊外化とその病理 (新書y)
三浦 展
カスタマー平均評価:  3.5
ファスト風土は支配されるな!
『脱ファスト風土宣言』、『下流社会』、『下流同盟』の原点となる作品。久しぶりに読み返してみた。 「ファスト風土」とは、「ファストフード」をもじった三浦氏の造語である。 いまや地方都市の幹線道路を走ると、旧市街の外れに現れる、巨大ショッピングセンター、ファストフード店、紳士服、サラ金、パチンコ、カラオケ、ファミレス、ラブホ、果ては温泉まで・・・。 本当に、ファストフードの全国一律のサービスみたく、同じような風景が青森でも栃木でも高知でも見られる。 (私は自転車であちこち走ってきたが、これでは何のために旅してるか分からなくなってくるほどだ。今では、出来る限り、旧道を走るようにしている。) それに引き換え、古くからあった個人経営主体の商店街は壊滅状態に。地域コミュニティは崩され、家族も専ら消費共同体に変貌し、若者の無気力にもつながったという。のどかな地方では考えられないような犯罪の多発についても言及されている。 郊外化の進展により、地域が均質化、画一化、匿名化、流動化がしてしまい、単なるモノの消費に頼る生活を続けるリアリティの欠如こそが、ファスト風土化の真髄だと思う。人間味を欠いた機械のような空間やライフスタイルを強いられるのが豊かな社会だとは到底思えない。 そういう意味では、歴史や風土、人々の生活から乖離した薄っぺらい社会に落ちぶれたと感じざるを得ない。街には、もっといろんな意味、要素があったはずだ。 しかし、この問題のややこしくしているのは、実際にファスト風土を享受している地域住民の意識だろう。「クルマ利用に便利で、値段も安くていいことばかりだ」と言う意見も多く聞かれる。それを否定はしないが、要するにそういう人は、郊外ライフスタイルを謳歌しているつもりが実は、「ファスト風土に利用され搾取されている」と思う。 それは、漫画「ドラゴン桜」ともつながってくる箇所が多いように思える。 ”働かずに金を得ることを当然視する退廃的な価値観の蔓延だ。生きる意味の喪失だ。” ”彼らはもう働く意欲がない。楽をして、適当に生きることしか考えない。”(p178より)
総郊外化による地方の退廃に対する危機感
「郊外化」を都市計画や建築の問題としてとらえる松原隆一郎のような論者と,それを人間や社会の問題としてとらえる宮台真司のような論者がいるなかで,両者をつなぐ議論を展開し,郊外化を単に都市周辺の問題でなく日本全体の問題 (「総郊外化」) としてとらえているのが本書の著者である. 「街をつくらない」ジャスコや他の大型店の地方進出によって享楽的・退廃的な消費社会がつくられたと主張する,その危機感には迫力がある.一方で吉祥寺,下北沢,高円寺などの東京の都市には「新たな原理」をみている.主張の根拠は十分ではないが,それは読者に課せられた課題とかんがえることができる.
犯罪との関連性も説明できていない
地方都市の郊外に住んで10年。確かに作者の言うような店の並びがピタリと当てはまる。 ジャスコ、ユニクロ、ダイソー、青山、吉野家、マクドナルド・・・・という具合に。 それらの店は結構支持されている様子だが、それだけでは「地方の人々の心が荒れている」 証明にはならないように思う。 幹線道路を一歩はいれば清掃活動や地域の活動はまだまだ行われているし、おかずのやり 取りさえある田舎のよさも拾ってほしかった。そういう本じゃないのはわかっているけど。 住民たち自身が気付きさえすれば「顔の見える町つくり」は田舎でこそ実現できると感じた。
重要な論点。しかしどうしようもないような・・・
『「家族」と「幸福」の戦後史』の続編とも言える本。 この本ではその郊外の内実にさらに深く迫っている。筆者の唱える郊外の現状はすなわち 「ファスト風土」化。郊外では道路網の充実し車が必需品になり、ジャスコをはじめとす る全国チェーン店が、その土地にもともとあった商店をつぶして氾濫するのだ。 筆者は主に三つの点でファスト風土化を批判する。ひとつはその土地固有の風土が失われ るということ。顔のない街になってしまうのだ。二つ目はモータリゼーションによる人の 動きの流動化と、匿名化による犯罪の増加。三つ目は都市/周辺部という図式では、都市 で教養や芸術などを体験する機会が与えられ、今ではむしろ自然も伝統もなくなった郊外 や田舎においては消費しかすることがなくなったという点から学力格差が拡大してしまう。 三つ目の論点は筆者の「下流社会」とも共有しているが、この問題の難しいところは「当 の本人が現状に満足している」ということだろう。筆者はこの本でも格差の拡大が危険で あると、何度もアナウンスしてくれてはいるのだがその格差がどう危険なのか、何をもた らすのか、その不幸な結末は提示してくれない。それはやはり当の本人が満足してしまっ ているということにも原因はあるだろう。都会でなくとも地元で何でも「満たされてしま う」時代、ハングリー精神で向学心をあおることはもはや不可能ではないだろうか。そし て、かつてそのあまりにも安易な「上京物語」に夢を見させてくれたのは、テレビ、雑誌 をはじめとするメディアだ。田舎者にとってテレビや雑誌の中の東京がどれだけ輝いて見 えたことか。つまり学歴その他の「成功」によってなんでも手に入る都会に「脱出」でき た者に対して、上京できない者の、ならば地元自体を都会っぽくしてしまおうという欲望 から生まれたのがファスト風土化した郊外なのかもしれない。 歪んだサクセスストーリーではあるが。
地方の犯罪多発地帯の側にはジャスコ…
「下流社会」で日本の社会の階層化を書いて有名になった著者の地方都市の現状に関して書かれた本です。 地方の犯罪多発地帯の側にはジャスコある、といった話から、地方都市の地域の商店街の著しい衰退と、コミュニティーの崩壊が起りつつあることに話が展開していきます。 読んでいて興味深いと共に、そういった現状があるということに、ちょっとげんなりしました。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク