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華族―近代日本貴族の虚像と実像 (中公新書) 裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫) メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書) 学歴無用論 (朝日文庫) 誰も知らなかった賢い国カナダ (講談社プラスアルファ新書) アメリカのデモクラシー〈第1巻(下)〉 (岩波文庫) 戦争学 (文春新書) 日本のインテリジェンス機関 (文春新書) 人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書) 怪しいアジアの怪しいニュース (ワニ文庫)
華族―近代日本貴族の虚像と実像.. 裁判官が日本を滅ぼす (新潮文.. メディア・リテラシー―世界の現.. 学歴無用論 (朝日文庫) 誰も知らなかった賢い国カナダ .. アメリカのデモクラシー〈第1巻.. 戦争学 (文春新書) 日本のインテリジェンス機関 (.. 人口学への招待―少子・高齢化は.. 怪しいアジアの怪しいニュース ..

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華族―近代日本貴族の虚像と実像 (中公新書)

[ 新書 ]
華族―近代日本貴族の虚像と実像 (中公新書)

・小田部 雄次
【中央公論新社】
発売日: 2006-03
参考価格: 987 円(税込)
販売価格: 987 円(税込)
華族―近代日本貴族の虚像と実像 (中公新書)
小田部 雄次
カスタマー平均評価:  4.5
コンパクトで深い内容の良書
第二次大戦の終戦直後まで存在した華族制度について深くかつコンパクトに掘り下げた良書。 彼らは特権階級ではあったが、それに伴う重圧も相当なものであったことが読みとれる。 華族の中には経済的に没落し爵位を返上したもの、中には赤化したものも少なくなかったようである。 戦後の動乱期、GHQは華族解体には積極的ではなかったという事実は意外であった。 財閥解体や農地改革による地主の解体とは一線を画した認識であったようだ。 華族制度は戦後の空気の中で自壊した側面が強い。 中途半端な政治力が災いしたとも言える。 華族が門閥華族(公家華族、大名華族)に限定され、名誉のみで実権を伴わない階級と規定されていたならば華族制度は存続できたのかもしれない。 私感だが明治以降の政治家や軍人上がりのいわゆる新華族の存在が華族制度を中途半端なものにしてしまい、結果的にそれが制度の崩壊に繋がった気がしてならない。 山縣有朋が五摂家や徳川宗家と同格の公爵というところに日本の華族制度の矛盾、胡散臭さが端的に現れていると感じるのである。
財閥と軍には対抗できなかった
華族とは、そもそも大名家と公卿家を中心として定められた。なるほど、江戸時代までは平民とは身分が隔絶していた家系である。彼らが中心となって政治を行えば、その権威に民衆は従ったのではないか。しかし、明治政府を仕切っていたのは、薩長の下級武士出身者たちであった。大名や公卿出身の者は、近代日本の建設よりも、投資して金を儲け、広い屋敷で贅沢な生活をすることに興味があったらしい。しかし、資本主義の世界は成り上がりの商人の方が強い。そして何よりも財閥の力は家柄よりも大きいのだ。  かくして、華族は上流階級として国民の先頭に立つという役割を果たせなかった。1937年に近衛文麿が総理となるが時すでに遅く、戦争を防げなかった。そして戦後、華族は廃止されたが、それも明治以来の彼らの無能に原因があろう。
好解説・良資料
華族。知っているようで知らない、この戦前の制度についてのコンパクトかつ的確な解説書である。最後の華族一覧の資料も、現時点での決定版と言える。どこも興味深いが、特に、普通選挙法施行後に、むしろ貴族院が抵抗勢力として重きをなして来た(そういえば、近衛文麿はバリバリの華族だし、天皇機関説事件は貴族院で勃発したのだった!)という指摘は、目から鱗である。華族に軍務を、が軍人を華族にすることで達成したという皮肉も興味深い。気になるとすれば、旧華族がいまどうなったかである。
決して一枚岩ではなかった華族
「華族」と言う言葉を聞くと、すぐに鹿鳴館でダンスに興じている人たちをイメージしてしまうのだが、やはりそれは一面に過ぎない。公家と大名、軍人と経済人、歴史ある家系と明治以降の成り上がり、と言った風に様々な階層の人たちを含んでいたために決して一枚岩ではなく、大資産家がいた一方、経済的困窮から爵位を返上する者、「皇室の藩屏」であったにも関わらず共産主義に共鳴する者、軍務に就くことを奨励されながらも趣味や芸術に走る者、などもいたのである。 華族制度が無くなってしまった現在、それがどのようなものであったのかを感覚的に掴むのは難しいが、本書を読むとその実態が見えてくる。
華族婦女子のグラビアの意味についても理解できた
 かつて日本にあった特権階級。彼らはいかにして華族となり、どんな社会貢献、どんな生活をして、どう見られていたか。  本文にもあるとおり、華族と言ってもさまざまな経緯を持ち、さまざまな経済状態にあったから、ひとくちにまとめてしまうことはできないようだ。その結果この本はまとまった華族の描写を提供しているが、ある意味焦点を欠いている。ともあれ、現在の大物政治家や資産家の一部が華族の血筋と財産を受け継いでいる点では、現在の社会の理解にそのままつながっていく部分もある。  社会の発展の特定の相では、特権階級もまた大きな役割を果たしたように思う。社会が豊かでない状況で、文化の急速な発展が可能になるのは、特定の人たちに資産を集中した方が良い場合もある。  自分たちのもたらした社会発展に足を取られて零落するのもまた、特権階級の定めなのかもしれない。ともあれ、その存在の余波は現在においても残っている。そうした状況を知ることは、自らのおかれた社会の知らなかった部分を理解するという点で興味深い体験だった。

裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)

[ 文庫 ]
裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)

・門田 隆将
【新潮社】
発売日: 2005-10
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
裁判官が日本を滅ぼす (新潮文庫)
門田 隆将
カスタマー平均評価:  4
「目くそ鼻くそを笑う」的な独善的な本
 公判の進め方や判決の是非について論じたり批判したりするのは構わないと思うのですが、裁判官の人格を否定するのはどうなんだろうと思いました。いくらなんでも書きすぎなんじゃないかと・・。筆者の門田さんは、本書で取り上げた裁判官に対して面と向かって話をしたことがあるのでしょうか? インターホンで話をしたようなことは書いてありますが、たったこれだけの"接触"と裁判の記録、関係者の証言だけで人間性を測ることができるものなのでしょうか? 他人事ながら、名誉毀損で訴えられるのではと心配になります。  本書の中で、筆者は、裁判官を手厳しく批判しています。たとえば、   ・エリート意識が強い。   ・世間を知らない。浮世離れしている。   ・人の心がわからない。   ・事実認定するだけの能力がない。   ・出世主義。 という具合に。  しかし、これらの罵詈雑言は、マスコミ・ジャーナリストの皆さんご自身にそのまま当てはまりそうなことを、筆者の門田さんは気づいているのでしょうか。失礼ながら「目くそ鼻くそを笑う」ということわざが脳裏に浮かんできました。  門田さんは、ジャーナリストのことを、巨悪と戦うヒーロー(正義の味方)であるかのように書いていますが、そのように思っている日本人がどれほどいるか考えたことがあるのでしょうか。また、裁判官がジャーナリストの「表現の自由」を奪っていると強い調子で書かれていますが、マスコミの無責任な"表現の自由"によって、どれだけ多くの人が迷惑を被り、傷ついて、泣き寝入りしているかをご存知なのでしょうか。「表現の自由」という錦の御旗を掲げれば、国民が支持してくれると思っているのでしょうか。もしそうだとしたら、上に挙げた「世間を知らない。浮世離れしている」という項目にぴったりあてはまります。  本書の中に何らかの意味を見出すとしたら、人間は他人からチェックを受けないと腐ってしまうものだという教訓です。現状では、残念ながら、裁判官をチェックする仕組みが十分でなく、また、マスコミをチェックする仕組みも十分ではないのかもしれません。その点において、本書は、裁判官をきびしくチェックしており、その点に関して大きな意味があると思います(半分本気で、半分皮肉で書いています)。
必ずしも偏見ではない
他の方のレビューの中に、著者の挙げる裁判の例がワイドショー的、ステロタイプ的偏見だという批判があるが、はたしてそうだろうか。国に対して不利な判決をすると出世の道が閉ざされると想定される裁判では、裁判官たちは十中八九、逃げてしまうというのが情けない現実である。事実を調べて見られよ。また、本書で、裁判官は銀行に対しても弱いというのを知った。退官後、大手銀行の顧問弁護士になるのが裁判官の花道であるから、自ら花道を閉ざすことはしないのだと。天下り先の確保。裁判官もただの出世主義に毒された官僚にすぎないわけだ。裁判員制度が必要とされるのも、もっともなことだと思う。
マスコミへの危機感
1. 方法論について ほとんど全ての論述について、著者の方法論には重大な欠陥があります。それは、イエロージャーナリズム特有の事実誤認と論理飛躍です。この欠陥は、本書の冒頭部分にすでにあらわれています。 『ギリシャ神話に出てくる正義と法の女神「ユスティティア」をご存じだろうか。』 『どの国でも、「ユスティティア」像には目隠しが施されているのに、最高裁のそれには、なぜか目隠しがないのである。』 『日本の裁判官を、その像は痛烈に皮肉ったものにほかならないことに気づいていただけるのではないか、と思う。』 まず、「ギリシャ神話」にユスティティアという神はいません。この女神は、正しくは、「ローマ神話」でユスティティア、「ギリシャ神話」ではテーミスといわれるものです。また、目隠しのないユスティティア像ないしテーミス像は、世界各地にあります。例えば、著者の出身大学たる中央大学にすら、目隠しのないテーミス像が存在します。さらには、そもそも目隠しがないテーミス像が最高裁にしかなかったとして、それがなぜ「痛烈に皮肉ったもの」になるのか全く理解不能です。そもそもこの像を設置しているのは最高裁自身なのですから、著者の論理が破綻しているか、日本語が誤っているがのどちらかであることは明らかでしょう。 2. 問題意識について そもそも著者の問題意識それ自体にも大きな疑問があります。著者は法学部出身とのことですが、司法試験に通った「エリート」に妬みでもあるのかと思わざるを得ません。本書の問題意識は大きく分けて以下の2つです。 1. 裁判所は正義や真実を追求する場所ではなくなっている 2. 裁判官には常識がないので、正しい事実認定ができない まず、著者は根拠もなく次のように繰り返します。『裁判とは、「正義」や「真実」を追求する場だと多くの人が思うはずだ。だが実はそうじゃないんだ。』 と。しかし、一体どれほどの国民が、裁判について、こんなにも素朴な観念を持ち続けているでしょうか。法廷が、あくまで「訴訟法的な真実」を発見する場だということは、他ならぬ著者自身が大学で何度となく教わっているはずです。人間は神ではありませんから、どんな裁判官も絶対的な「正義」「真実」を発見することなどできはしないのです。法に反して、あるいは証拠もなく、「正義」や「真実」だからと勝訴させるのなら、むしろそのような裁判こそ危険きわまりないといえるでしょう。 また、著者は次のことも繰り返します。『こんなにひどい判決を出すのは事実認定がおかしいからだ。裁判官には常識がないんだ。』と。しかし、事実認定が誤っているとする根拠や、内在的批判は殆ど示されていません。裁判には勝者もいれば敗者もいます。裁判に負けたからといって裁判官を批判するのは、単に試合に負けた選手がレフェリー批判をしているようなもので、全く説得力がありません。しかも、本書で取り上げられているのは極めて限られた例に過ぎません。こういう問題意識が正当だというなら、マスコミの様々な不祥事をもって「ジャーナリストには全く常識がない」ということもまた正当と言えるのではないでしょうか。 最終的に、著者はマスコミの名誉毀損について賠償額が高額化していることに話を持っていって、危機感を煽ろうとしているようです。本書の最大の目的は、実はここにあるのかもしれません。しかし、本書を読んでいると、こういう無茶苦茶な「自称ジャーナリズム」の攻撃対象となった側に同情的になってしまう。著者の意図とは逆に、本書はマスコミへの危機感をもたらす良書なのかもしれません。
裁判官も人の子でしかない。
もうかなり以前、負けるはずのない裁判で苦々しい思いを味わった経験があります。裁判官も公務員の職種のひとつ。神ではない、一人の人間。その判断もいくら膨大な情報量の学問を勉強しようがその人物の人間性が全て肯定されるものとは限りません。本書に記載されている事件内容を読むと本当に憤りを感じる。たとえ多大な量の勉強をした人間でも高学歴の人間でも必ずしも常識があるかどうかということとはなにも裁判官に限ったことではありません。しかし、たとえ一人でも人の命が関わった事件に誤った判決、常識では考えられない判決は決して許されないのです。最近では時効を廃止すべきとか報復権を認めよというような意見も聞かれますがこれも司法に対する不信感の表れの一面でしょう。現状の裁判制度では被害者がいくら適切な判決が下されたとしてもそれでもなお真に癒されることはないのです。被害者にとって時はそれを風化させることはありません。
司法エリートの特殊な人間性
ある人に勧められて、この本を読んだ。その人は、この本が「司法のタブーを破った画期的なものだ」と言っていた。読んでみて、なるほど、と思った。この本は、裁判官のみならず司法試験に通ったエリートたち全てを俎上に上げていた。この本は、裁判官にも、弁護士にも、ある意味、検察官にも耳の痛い内容になっている。そして、筆者は、裁判官とは、日本人の美徳である「恥」さえ知らない人間たちであるとまで結論づけている。日本の司法エリートが持つ特殊な人間性を余すところなく描き、そして告発した本。司法の世界で、お互いを「先生」「先生」と呼び合っている人間たちには、この本の内容は許せないだろうな、と思った。だが、私たち一般国民は、この勇気ある書に拍手を送る。

メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)

[ 新書 ]
メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)

・菅谷 明子
【岩波書店】
発売日: 2000-08
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書)
菅谷 明子
カスタマー平均評価:  4
朝日新聞と慰安婦問題
現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。そうなった最大の原因は、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の嘘話の大宣伝である。その朝日新聞は現在、「官憲による強制連行があったかどうかは枝葉であり、問題の本質から目をそらそうとしている」と言っている。人間ここまで汚くなれるのだろうか?ならば朝日の記者は世界中に飛んで「実は政府・軍による強制連行の証拠は一切無いんだ」と誤解を解くべきだろう。それが責任のとり方じゃないのか?朝日の記者にだって少しは良心があるのだろう?
メディアリテラシー教育はわかるが、肝心のメディアリテラシーはわからない
この本は、ひたすら世界の教育現場でのメディアリテラシー教育を追っているだけです。 これからメディアリテラシーを教えなければならない情報の先生にはいいかもしれませんが。 メディアリテラシー自体について知りたい人は、「議論のウソ(小笠原喜康)」や「テレビ報道の正しい見方(草野厚)」、「「社会調査」のウソ(谷岡一郎)」などを読むべきでしょう。
メディアから多大な影響を受ける時代に、メディアからの自由とその活用方法を指南
 自作自演との言葉があるが、メディアから大量に垂れ流される、そして一過性の新奇さを求めているような報道から自由でいるには、現代は困難な時代です。  そんな肥大したメディアの時代の必需品が、メディアリテラシーです。  メディアリテラシーは、「免疫力」にもなり、「善用」にも効果がある。  高等学校における「必修科目未履修問題」の際に、世界史と情報が大学受験との関係で取りざたされたが、学校においてはメディアリテラシー教育が始まっている。  本書は、手際よく学校から離れた社会人に、メディアリテラシーの基本的な考え方を世界の現場を紹介しながら、容易な理解に導きます。  単なるメディア悪者論ではないバランスのとれた一冊です。
「批判的」なメディアとの接し方
 マスメディアに氾濫する情報の波をどうやって処理するかを、様々な事例を通じて紹介されている一冊。  残念ながら日本でのメディアリテラシー教育の普及はまだまだ発展途上なので、諸外国での事例が中心になるが、日本でもこれらの教育の普及が不可欠になっていることは間違いない。この本に記載されている概念やサンプルを参考にして、各個人がマスメディアとの関わり方について考えるきっかけになれば良い。  様々な情報を鵜呑みにせずに、先ずは「批判的」に捉えることが、社会の成熟の為に必要な要素だと思う。
メディアとの付き合い方を考える場合の基本書
メディアリテラシーとは、メディアで流されている情報がどのようにし
て作られているかを自分で想像できるような能力のことです。事実と意
見の違い、テレビ製作などの過程で情報がある程度恣意的に選別され
ていること、などは大変基本的なことであり、メディアを一方的に批判
することはリテラシーではありません。

本書では、メディアリテラシーの教育の場での実践などが著者の取材に
基づいて再構成されています。学生の教育現場やメディアの番組評価団
体など、私たちが日常的に馴染みあるようなテレビなどのマスメディア
を相対化するような視点が強調されています。まあ、この本をどう読む
か、それこそリテラシーを問われているといえるかもしれません。


学歴無用論 (朝日文庫)

[ 文庫 ]
学歴無用論 (朝日文庫)

・盛田 昭夫
【朝日新聞社】
発売日: 1987-05
参考価格: 525 円(税込)
販売価格: 525 円(税込)
学歴無用論 (朝日文庫)
盛田 昭夫
カスタマー平均評価:  4
先見の明がある経営者
昭和41年に書かれている本です。 内容としては主に日本とアメリカの人材の採用から育成までの違いを中心に述べられています。 会社が人を採用する時に、その人の能力を見るか、学歴を見るかの違いがあると言う点を中心に日米の違いを比較しています。 当時はアメリカの方がかなり先進国だったので、アメリカの制度のいいところを取り入れていくべきだ、という内容になっています。 当時としては衝撃的な内容だったのではないでしょうか。 ただ、文庫版用に昭和61年に行われた城山三郎氏との対談が追記されています。 これを読むと日本型の経営方式、人事制度も評価しており、本文との落差が非常に面白く感じました。 今読んでも納得できる内容が多かったです。
本だけでなく事実も考慮して
SONY盟友の井深さんは「幼稚園からでは遅すぎる」と言う本を書き、早期教育を促している。これは「お受験」に熱く燃える母親のバイブルである。またSONYの新卒内定者の7割以上が東大、早稲田、慶応のたった3大学で占められていると言われる。 私は、恐らく盛田さんや井深さんは学歴や受験の重要性を説いているのではないと思う。 ただそれをもって「=お受験」であるとか「=中卒、高卒でOK」と考えるとイタい目に合うと思われる。本田宗一郎は高卒だが、後に静岡大の聴講生となった。彼も学歴不要論者だが、必要なければ聴講生になってなかったはずである。 彼らが言いたいことは、「中身が大事だよ」と言うことである(当たり前だけど)。 タイトルが強烈なので、読者の咀嚼が必要になると思われる。
内容は素晴らしいんだが……
知っている人は知っている。オツムのあまりよろしくない自分の息子を入社させるためにこの本が書かれたことを……。今のソニーの内情は慶応や東京工業電気通信などの学閥人事(特に慶応)で悪名高い。「学歴を問わない」はずなのに気がつけば学閥人事。井深氏のもと燦然と輝いた技術のソニーは風前の灯火…
人事部無用
才能をどこで身につけたかを問わない学歴無用社会を実現するには、現在のような人事部主導の一括採用を改める必要がある。人事部の人たちは、特定の仕事で才能を発揮するタイプではなく、どの仕事でもそこその成果を挙げるオールラウンドプレーヤーを採用したがるため、人事部が採用活動に関与すればするほど、学歴に基づいた無難な採用にならざるを得ない。新卒者を人事部が一括採用し、採用後にさまざまな部署(職種)に割り当てる現在のやり方では、著者の望む人材は得られない。
この考え方が最高です。
ホンダに本田宗一郎、藤澤武夫がいればソニーには井深大、そして盛田昭夫がいる。私が盛田さんを知ったのは、恥ずかしながら2年前です。たぶん、それまでにテレビにでていても気にもならなかった。どこで、どのようなめぐり合いがあったかわからないが、この本を手にした。考え方、行動、まさにフロンティア(開拓者)スピリットがほとばしる。信念を感じる。ブランドをつくるというのは、こうするんだよ。小さい会社でも世界的な視野で仕事をしていけば、いつかソニーのようになれるよ。そう感じる本です。初めて読んだときは涙がでました。良書です。「ユニークな技術、優れた技術がソニーを支える」そのユニークで柔軟な考え方には盛田昭夫のスピリットが根底にあるんだと思います。ソニーの人はうらやましいと少し嫉妬!

誰も知らなかった賢い国カナダ (講談社プラスアルファ新書)

[ 新書 ]
誰も知らなかった賢い国カナダ (講談社プラスアルファ新書)

・桜田 大造
【講談社】
発売日: 2003-05
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
誰も知らなかった賢い国カナダ (講談社プラスアルファ新書)
桜田 大造
カスタマー平均評価:  4.5
カナダ入門書
以外と知られていない国、カナダ。 日本ではカナダに関する情報が少ないのかもしれません。 この本ではアメリカとは一味違うカナダらしさから、政治、国際関係などについて書かれています。 内容が幅広く充実しているので、カナダの入門書にピッタリです。 あまり込み入った話はなくシンプルで、ページ数も少なく、すぐに読みきれます。 これを読んで見えていなかった部分のカナダが見え、一段と好きになりました。
入門書として
本当にごくさわり、入口がキチンと整理されていて、 次へとつながっていくように考えられているような気がします。大学でいうと教養の教科書的というか。 それだけに安心感がありました。 カナダの政党の歴史のところが、ちょっと自分はだれたけれど、 しかし、全編にわたって一生懸命堅苦しくしないように頑張っている筆者のちょっとしたギャグが微笑ましく、 自分も頑張って最後まで読もうという気になった。 この本で紹介されている他の文献も読んでみようと思う。
カナダという国の面白さ
 近年、カナダは輸出の90%近くがアメリカになっており、輸入でもほとんどがアメリカからという国である。ちなみに日本では20%弱である。  カナダがイラク戦争に反対したという事実は日本では報道されていない。日本では安全保障の観点からアメリカにならうことが国益であるという論調であったが、なぜカナダは経済的に大きく依存しているにも関わらずこのような決断をしたのであろうか。カナダは他にもさまざまな面白い政策を採用している。  これらについて考えるためには、カナダという国の内部を知る必要があるだろう。カナダについて分かりやすく書かれており、しかもデータなど内容も濃く、充実した内容となっている。私はこの本を読んで、大学院でカナダ外交の研究をやってみようという最初の動機付けを得た。筆者はカナダ外交の専門家であり、素晴らしい本である。
客観的な資料が多いのは良いのですが…
タイトルに惹かれて買いましたが、インターネットでがんばって調べれば分かりそうな資料が多くて読み進めるうちにちょっと飽きてしまいました。確かに客観的資料から得られるものはたくさんありますが、杉本良夫著の『オーストラリア-多文化社会の選択』と比べると著者が"日本人として"経験したことやどう感じたかという部分においては物足りなさを感じました。
カナダは日本の良き手本だ〜!
 カナダとは知ってそうで実は私たちは何も分かっていない。どういった政治事情で、どういった問題を抱えているのか、関心がないためか見落とされがちである。この本は単なるカナダ紹介の本では終わらなく、日米加の比較の中で今後の日本の未来のあり方を示唆している。

 日本とアメリカの関係は政治面では日本は完全に主従関係にあり、国際問題においてはアメリカのパワーの前に言いなりになっている。しかしアメリカとカナダの関係は経済面ではカナダが完全に依存しているが、政治面では一国としての強い意志を持ってアメリカと対等な関係にいる。

 またカナダは、難民受け入れ数が主要11カ国中2位であるが、人口比率だと1位である。日本はこれまで、単一民族国家という(幻想の)大義名分のもとあま!り行なわれてこなかったが、今後日本も受け入れ態勢が望まれるだろうから、その際多文化主義のカナダの考え方は大いに参考になるだろう。

 想像力とは知識がなければ沸いてこない。現在グローバル化という名のアメリカの価値観の押し付けのもと、日本はアメリカの言いなりになっているが、著書のような地域研究が盛んに行なわれ、新たな選択肢を作り出すことで、日本の未来はより明るいものになるだろう。

 本文中著者のさぶいギャグが続き、星4つにしようと思ったが、コラムが良かったので星5つで。お薦め。


アメリカのデモクラシー〈第1巻(下)〉 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
アメリカのデモクラシー〈第1巻(下)〉 (岩波文庫)

・トクヴィル
【岩波書店】
発売日: 2005-12
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
アメリカのデモクラシー〈第1巻(下)〉 (岩波文庫)
トクヴィル
Alexis de Tocqueville
カスタマー平均評価:  4.5
経営学にも活かせそう
アメリカ政治史を勉強するんだったら必読書とも呼べる一冊ですが、彼の人間味溢れる 洞察力は政治の枠を超えているように思えます。 それは後に彼自身が政治家となり、実務面で大きな功績を残したことからも証明できる のでは。 本音の部分で人はどう動くのかというのが分かり、経済書としても通じるのではと思わせる 一冊です。
今日的にも示唆に富むアメリカ民主主義の研究
市民革命を達成したフランスの政治学者である筆者が、アメリカ民主政治の形成過程と統治機構の分析を通じて民主主義の本質について考察していました。 道徳を社会に具現化する法を定める権限が人民にあり、全員ではなくとも最大多数の利益のために政治が運営されることで、誤謬性を有しながらも地域社会を出発点として社会全体を巻き込み政治的活力を生み出す仕組みである、と民主主義の本質がとらえられています。 「民主制」政治機構の理念をイギリス人ピューリタンに負うところが大きいにもかかわらず「貴族制」の影が見え隠れする点、産業主義・保護貿易志向・中産階級中心の北部と農業主義・自由貿易志向・投機家中心の南部の差違、先住民や奴隷を除いた自由や財産所有権の保証、など現代にも重要な影響を及ぼしているような二重性が浮き彫りにされており、古典としてだけではなく今日的にも示唆に富む内容ではないでしょうか。

戦争学 (文春新書)

[ 新書 ]
戦争学 (文春新書)

・松村 劭
【文藝春秋】
発売日: 1998-12
参考価格: 725 円(税込)
販売価格: 725 円(税込)
戦争学 (文春新書)
松村 劭
カスタマー平均評価:  4
古代からの戦術の変遷を辿る
 戦争学と言っても幅は広いが、本書は「戦場において最大のリスクに挑戦し、最大の勝利を獲得する」ための戦術に的を絞っている。戦術となると、範囲が限られ、兵の機動を図で表現できるので、直感的に理解しやすい。つまり、割と気楽に読める本である。  本書では、古代から現代の数々の戦争における戦術を検討し、変化を大きな流れとして理解することができる。  著者は、このような状況の中で、有事に対応できる将軍(変化の早い時代に対応できるリーダー)をどのように育成するかが生き残る鍵だと述べている。しがらみや過去の慣習を打ち破り、新しい戦術を生み出した人物は、大抵は平時(ルーチンワークだけで会社が維持できる状態)には疎ましがられる人物だと言う。
後輩達にも読ませたい
論文調の本だと思っていたのですが、とても読みやすく、たちまち読みきってしまいました。 歴史における軍事作戦について少々かじっている方、孫子やクラウゼヴィッツなどの古典的兵書を読まれている方なら、さらに面白く読める本だと思います。 バトル・ドクトリン(戦闘教義)の発展と変遷を中心に据え、この視点から古今東西の主要な戦闘において勝者がいかに戦術的勝利を手に入れたかを非常に判りやすく解説しています。 特にその時代の戦術常識や兵器・用兵の知識が無くとも読みこなせるように、適切なボリュームで補足説明をしているところが心憎いです。 戦略>戦術>戦闘で言えば、戦闘準備と実施にあたっての指揮に関する有効な所見が多く散りばめられており、日々のビジネスシーンにおいて、現場のリーダーがいかにチームを育て、率いて成果を出すかの参考として役立つことでしょう。 あえて難点をあげれば、近代以降は軍事技術と兵科の連携が複雑になるためか、広く浅く傾向がより強く出ていて、少々物足りなさを感じる点でしょうか。 なお、主題を明確にするためか直接戦闘の解決に関する記述に偏重して論じられていますので、個々の歴史上の戦闘の評価をこの本だけで決めつけてしまうような読み方はお薦め出来ません。 著者の言葉そのままで無く、また一部に過ぎませんが、事例と共に次のようなことが語られています。 平時から得意技を磨き、その得意技を活かす方法論を確立しておくこと。戦時にはそのような余裕は無いこと。 成功体験に縛られず、保守派の批難を恐れず、パイオニアにならずとも進取し目的達成のために環境の変化に合わせ方法論を変えて行くこと。 システムだけでは目的は達成出来ないこと、リーダーの意思と資質、チームの錬度と規律がシステムを活かす条件であること。 一緒に仕事をする後輩達にも是非読ませたいと思った一冊でした。
不確定な状況での判断力の指針を提供する良書
企業経営・戦略策定・事業開発に携わる人に推薦します。 戦争にフォーカスしながらも、結果として不確定な状況の中で素早く的確に判断し、果断に部下を成果へ駆り立てる、幅広い原則を提示する結果となっています。 ビジネスの実務家に多くの示唆を与える本であると思います。 戦争マニアだけに独占させておくには、あまりに惜しい本です。
この著者は戦略と戦術の区別が曖昧
 この著者は戦略と戦術の区別が曖昧で、著述の殆どが戦術レベルの事項であり、戦略が説明されていない。戦略が何であるか、お判りになっていないのではないか。  著者の説明の一部を見直すと、 ● 戦争学核心となる運用論と言えば、最初に戦略と戦術という言葉が出てくる。まずこれから判りやすく説明しよう。  「戦略は、戦場における勝利のためのリスクを最小限にするように事前に準備し、また戦場における勝利の果実を最大限に活用する策略」   であり、  「戦術は、戦場において最大のリスクに挑戦し、最大の勝利を獲得するための術」   である。  この表現の何処が「判りやすい」表現なのか。  軍事は、戦略・戦術・戦務・作戦の4本柱の構築であり、バランスであることが語られていない。  司馬遼太郎氏が、“古代史と身辺雑和”のなかで記述された、 ● 戦後四十余年、旧陸軍の高官たちに会ったり、かれらの回想録などを読んで、かれらがほとんど軍事、あるいは軍事学、というものを知らなかったことにあらためて驚かされた。  を思い出さずにはいられない。現代の自衛隊でも同様なのかと驚きと肌寒さを禁じえなかった。  
非常に参考になりました
 普通に暮らしている人にはない知識と視点がえられました。それは、今日のように、憲法九条が問題視されたり、血なまぐさい事件の多い情勢において、多くの人々が共有すべき視点であると思います。
 ビジネスに通用する部分が多いとの指摘をする人もいましたが、ビジネス以外にも、人生のさまざまな部分で役立つ視点が得られると思います。
 ただし、論の展開や、文章の構成は下手なので、よほどの戦史好きでなければ、要点だけを捉えて、読み飛ばしながら読んでいかないと、眠たいだけの本になりそうです。

日本のインテリジェンス機関 (文春新書)

[ 新書 ]
日本のインテリジェンス機関 (文春新書)

・大森 義夫
【文藝春秋】
発売日: 2005-09-20
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
日本のインテリジェンス機関 (文春新書)
大森 義夫
カスタマー平均評価:  4.5
インテリジェンスとは?という方に
内閣情報調査室室長を務めた著者による、回顧録めいた現在の日本のインテリジェンスに関する提言、と申しましょうか。 自分の任期中に関わった各総理大臣との思い出話は読んでいて面白かったが、同時に一人の官僚が一つのポストを勤め上げる間に、これだけ国のトップが入れ替わりたちかわりしているという現状に愕然としたのも事実である。 情報をどうしても軽視しがちな傾向のある日本社会、日本人の変わらない理由を求め、しかしながら一時期ではあっても日本が諜報活動を行い、それに成功し適切に情報が使えた故に、英国など大国と渡り合えた事実も提示し、日本では無理という論調を打破しようとしているところに、切実な願いを感じ取った。 英国型、米国型などさまざまなインテリジェンス機関を引き合いに出し、日本に適している型を提示しているのだが、あまり日本国内でメジャーではないオーストラリア型などに関してはもう少し解説がほしかった。 しかし回顧録めいて、やさしい文体で書かれているので、インテリジェンスとは何ぞやといった読者にはうってつけの入門書であり、非常に読みやすいと思う。
元内調室長による「研究ノート」
 元内調室長である筆者による一連の著作は、昨今のインテリジェンス・ブームに大きく寄与していると思われる。内調は秘密のベールに包まれているが、本書は内調の仕事の一端を明らかにしており、大変興味深い(ただし、本書で明らかにされているのは内調の仕事の一端に過ぎないことはよく理解されるべきであろう)。  本書の魅力は何と言っても、内調室長時代の経験談が筆者独特の洒脱な語り口によってかなり奔放に語られている点である。特に、歴代の総理とのエピソードはどれも必読。本書の難点は、体系性が無く、エピソードをつなぎ合わせて一つの本にしたようなところがある点だが、このおかげで本書はとっつきやすい読み物となっている。
「優秀な秘書課」であった内閣情報調査室
「内閣調査室」という言葉を初めて知ったのは、確か平井和正の「ウルフガイ」シリーズでした。「内調室長の矢島」という凄い美貌の野心家が、狼男の不死の秘密をめぐってCIAを手玉に取ろうとする話で、非常に印象的でした。(読んだのは30年前なのに、今も「矢島」という固有名詞を覚えているくらいです。)「内調」は、おどろおどろしい「日本の権力の暗部」を象徴する記号でした。 年を喰ってくるに従って「内調」というのはどうもそういう組織ではなさそうだなぁという感じがしていたのですが、本書を読んで非常にスッキリ理解できました。安全で退屈な「お役所」、それが「日本のCIA」と悪名が鳴り響いていた「内調」の実像だったのです。 もちろん、内調だって無能ではありません。本書にも「韓国要人の実母が日本で非公式に入院しているのをキャッチ、官邸首脳の名前で見舞いの花を贈ったところ感激された」という「成果」が紹介してあります。実に心憎い気配りであり、内調は良い仕事をしています。ただし、その優秀さは情報機関としてのそれではなく、「秘書」としてのものだと思われます。優秀で誠実な「総理の秘書室」というのが、いちばん実態に近いのではないでしょうか。 内調が情報機関でなかったとすれば、我が国は本格的な情報機関を持つことなく60有余年を過ごし、しかもその間に世界第二位の経済大国になりおおせたということになります。それは、おそらく世界史上稀に見る幸運であったと思われます。しかし、幸運がいつまでも続くことを期待することはできません。少なくとも国家に対して責任ある立場の人間が、幸運を前提にものを考えるようでは困ります。今日の日本は、自前のインテリジェンスを持つべき段階に達しており、大森氏のような専門家の意見は虚心に傾聴されるべきであると考えます。
著者の情熱がクールに語られている
情報マンに求められる資質とは、インテリジェントな生き方とは、などなど現代社会を生きるビジネスパーソンにとって非常に有益なアドバイスが散見される。インフォメーションとインテリジェンスの違いを本当の意味で理解させていただいて感謝している。グローバルセキュリティをここまで真剣に考えている人っているんだ。インテリジェンス志望の学生への手紙が熱い。
愕然とする1冊
内閣調査室と言えば、日本のインテリジェンス(諜報機関)として数々の小説やマンガで活躍が描かれていますが、それらがまったくのフィクションだと認識できます。しかもデスクワークだけなんて…。インテリジェンスに対する日本の無力に、寒いものを感じますね。 筆者の”対外情報庁”構想は非常に納得です。 外国企業の競争力の源泉のひとつには、冷戦が終結したことによる平和の配当(インテリジェンスの民間活用)があったわけですし。 非常に興味深く読ませていただきました。

人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)

[ 新書 ]
人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)

・河野 稠果
【中央公論新社】
発売日: 2007-08
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか (中公新書)
河野 稠果
カスタマー平均評価:  5
少子化問題をイデオロギー論争にしないために
イデオロギー論争になりがちな「少子化論争」を事実に基づいて議論するために必要な情報がこの本には詰まっている。 我々は合計特殊出生率や平均寿命や生命表の意味をどれだけ知っているか。期待こども数と出生率の関係を知っているか? 最低限、この程度の知識がなければ、少子化問題に口を出す資格はないと思われる。
食料、経済、医療、民族的風習から性のあり方まであらゆることを視野に入れて考える人口学のおもしろさ
地味な学術入門書に見えるが、内容は数学的な推計の議論から、経済学や社会学、農業・医療・福祉・教育・宗教・思想等ありとあらゆる学問分野を動員し、人間の未来を描き出している驚愕の書。晩婚、非婚、避妊、人工妊娠中絶、あるいはセックスレスによる出生率の低下P.181により、2055年の日本は65歳以上の高齢者が4割を超える超高齢化社会に突入p.246。日本は先進国の中で最も中絶が多く、出生数の27.2%に当たる年間約23万人もの胎児が中絶されているといったショッキングな話p.160や、家事を主婦に押し付ける国では明らかに出生率が低くなっているp.206ことなど、社会のあり方を議論する材料となる数字が満載。ほとんど全ての説明が数字で裏付けられているので、非常に説得力がある本。人口に関しては、私達がいかに偏見を抱いているか解かる。

怪しいアジアの怪しいニュース (ワニ文庫)

[ 文庫 ]
怪しいアジアの怪しいニュース (ワニ文庫)

・クーロン黒沢 ・梅本 善郎 ・リン外川
【ベストセラーズ】
発売日: 2005-01
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
怪しいアジアの怪しいニュース (ワニ文庫)
クーロン黒沢
梅本 善郎
リン外川
カスタマー平均評価:  5
爆笑・・・
ちょっと後味の悪いものもありましたが、たいていは爆笑。爆笑せずとも、こみ上げる笑いで顔がゆがむのを抑えきれません。数あるB級ニュースをストックし、抜群の筆力でここまで読み応えのあるものにしてくれた黒沢氏に脱帽。 タクシン首相の信任投票が国際ニュースで流れたいま、本書の中のタクシン首相の資産疑惑のニュースは面白いですし、のっけからブタのウンコの話には、爆笑させてもらいました。ニュース源となっている当の本人たちにしてみれば深刻な事情があるのでしょうが・・・一応、その部分も少し心に踏まえたうえで、黒澤氏の世界を満喫!!
東南アジアだからこそ笑える
日本じゃまずありえない、いかにも現地人が好みそうなニュースを集めたなというのが素直な第一印象です。 もし日本でこんなニュースがあったら烈火のごとく怒る人が一杯いそうですが… 思わず笑ってしまうものから日本のニュースで流れていたら苦情殺到、子供が見たらトラウマもののニュースまで多種多様なラインナップです。 普通なら笑えないニュースもクーロン黒沢氏らにかかってしまえば、楽しめて読めるから不思議なもので、ゴシップ系の類、東南アジア、人の不幸が好きな人なら楽しめるはずです。
頭のどこかがほぐれる
 普通に日本で暮らしている分には知りようのない、アジアローカルニュース。 笑えます。読みやすいし、内容も豊富だし。 タイって死体記事の雑誌があるんだよね…程度だった私には、大変刺激的でした。同時にどこか癒される感があるのが、この著者の魅力。ちなみに私はこの本でクーロン黒沢氏を知りました。 好奇心旺盛な若者、活字って嫌いとか言わずに読んでみてください。すらすら読めますよ。ついでにほかの黒沢本も読んで、アジアに思いを馳せましょう…。アジアは若いうちに知れ! ちっさいことでピーチクパーチクやってるのが馬鹿馬鹿しくなりますよ??。おすすめ。
クローン黒沢節炸裂の一冊、買うべし!
いつもながらのクーロン黒沢節炸裂の一冊である。東南アジア現地の生の(お下劣)風俗情報、海外在住の日本人の怪しい生態を余すところなく伝えてくれる。読後の爽やかさは全くないが(笑)・・。東スポ・ナイタイが好きな人やG・ダイアリー(タイとかの風俗情報誌)読者にはたまらない一冊だろう。普通の本には載っていないような生の東南アジア情報(カンボジア・タイ)に触れられることが出来る貴重な情報源であると思う。クーロン黒沢好きな人はとりあえず買っとけ。多分損はしないと思うよ・・。保証はしないけどね。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク