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カルチュラル・スタディーズ入門 (ちくま新書) 暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て (朝日文庫) 著作権の考え方 (岩波新書) 第二集 きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫) 老兵は死なず―野中広務全回顧録 (文春文庫) この国のゆくえ―教科書・日の丸・靖国 (岩波ジュニア新書) 霞が関残酷物語―さまよえる官僚たち (中公新書ラクレ) 豊かさの条件 (岩波新書) 情と理 -カミソリ参謀回顧録- 上 (講談社+α文庫) 権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 (888))
カルチュラル・スタディーズ入門.. 暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て.. 著作権の考え方 (岩波新書) 第二集 きけ わだつみのこえ―.. 老兵は死なず―野中広務全回顧録.. この国のゆくえ―教科書・日の丸.. 霞が関残酷物語―さまよえる官僚.. 豊かさの条件 (岩波新書) 情と理 -カミソリ参謀回顧録-.. 権威と権力―いうことをきかせる..

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カルチュラル・スタディーズ入門 (ちくま新書)

[ 新書 ]
カルチュラル・スタディーズ入門 (ちくま新書)

・上野 俊哉 ・毛利 嘉孝
【筑摩書房】
発売日: 2000-09
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
カルチュラル・スタディーズ入門 (ちくま新書)
上野 俊哉
毛利 嘉孝
カスタマー平均評価:  3
“入門書”という言葉に偽り有
アドルノ、ホルクハイマー、ベンヤミン、マルクーゼ、ハイデッガー、 フロイト、ヘーゲル、マルクス、ハバーマス、ボードリヤール、リオタール、 ブルデュー、フーコー、デリダ、ラカン、バルト、セルトー、アルチュセール、 グラムシ、レヴィ=ストロース、サイード、ソシュール、スチュアート・ホール、 コーエン、ギルロイ、ホガート、ヘブディッジ 順番はめちゃくちゃですが、上記は研究者あるいは思想家の名前です。 27人を挙げています。本書を読むためには、少なくとも上のなかで20人以上 は知っていないと無理かと思います(名前を聞いたことがあるというだけで なく、研究・思想の中身もなんとなく知っている以上のレベル)。知らない 名前が3、4人という人は問題ないでしょう。 とにかく、これは本当に入門書なんでしょうか?という感じです。 感覚的な言葉がどうしても多くなってしまうのは現代思想ではしょうがない 部分もあるのでしょうが、入門というわりに敷居が高すぎる。対立する概念 の組み合わせ(例:一は全、全は一。みたいな言明)を当たり前のように 使う。もちろん、しっかりと含意を説明していれば問題ない。けれど、紙幅 の都合上からか、恐ろしく簡単な説明で済ましてある。 アカデミックの権威が高尚な研究とそうでない研究を作り、後者に対して価 値を見出さないことに対する批判をカルスタは含んでいるように思うが、 こんな本を“入門書”として出しているのはどうなんだろうと感じた。 結局、カルスタは潜在的な権力構造を明らかにして、異議申し立てをするよ うなポジションなのではなく、権力構造ゲームのなかの一プレイヤーだとい う印象を受けた。 現代思想をあらかた押さえた上で本書を読むのはいいかもしれない。しかし、 入門書としての役割が本書に与えられることはおそらくないだろう。
若者には進められない。この思想動向。
 開放的…縛られない思想体系。ということらしいが、主体論はどうなるのか?存在は…見つめなければならないのではないか? 理念として持つ、骨格たる物、批判体系でもなければ、そして主体論抜きにして、雑駁さばかり、…サブカル的なもの浸っても、ただポピュリズムに流されるだけになるのでは…例えば田中長野県政とか、  うんちくばかりの若者に媚びうる俗化が益々深まるのではと、心配である。…ジジェクが批判して止まない多文化主義とは、このことだろう。合点した。…多文化主義は、マイノリテー、あるいは移民者たちを下部構造として歓迎するだけで、むしろ新自由主義を理念なくサポート役に廻る。
消費批判の学問なのに・・・
著者が強調するのは、カルチュラル・スタディーが特定のディシプリンに縛られない、開放系の学問ー実践だということである。だが開かれたものであることと、無規範なことは違う。本書ではさまざまな「カルスタ」に帰着する学問潮流が紹介されるが、あまりにも総花的で全く頭に残らない。経済・政治への「換言主義」が批判されるが、何故批判されなければならないのかが説得的に明らかにされていない。 確かに、19世紀末までの社会科学は、誰にしろ特定の学問に縛られない「総花的」なものではあった。法学でいえば法実証主義が台頭したあたりから、専門化・個別化がすすんでいったといえる。それが現在のように「蛸壺」化したのは著者らがいうように批判されなければならない。しかし、専門化は独自の規範性をもちえているからこそ、論争的であり発展性があるのだ。今の(日本の)カルスタは、そうした緊張関係や論争を学問のうちにまったく備えていない。だから、延々「入門書」しか出てこないのだ。 本書は「入門書」なので、総花的なものになるのは仕方ないのかもしれない。でも、もう少し既存の学問に対して誠実に向き合い、地道な研鑽をしないと、「なんでもあり」で消費されてしまう可能性が高い。カルスタの最大の意義は、消費社会、消費全体主義批判にあるとおもう。にもかかわらずカルスタの学問のあつかわれかたが、何よりも消費的な、刹那的に思われるのだ。
好著です。
あっというまに陳腐なはやり言葉になってしまう学問動向の、その最たるものとして例示されがちなカル・スタ。今さら、という感じを多くのものが持っているのではないかと思う。しかし、本書からは、そうした風評にあえて挑んだ二人の著者の覚悟のようなものも感じられて、非常に好感を持った。カル・スタへの構えが明瞭で、しかも晦渋に走らずにまとめられていて、吉見俊哉氏の岩波思考のフロンティアシリーズよりも、断然読みやすい。実は、上野俊哉氏には、いままであまりよい印象をもっていなかったのだが、この本を読んで、その印象を大きく改めた。上野さんごめんなさい。。(吉見氏のもわるくないけど、こちらを先に読んだ方がいいかんじ。)
入門?
まず、入門書としてはきついかもしれません。
CSが生まれた背景からCSに関わる思想を総括しているのですが、
その辺にでてくる人名だけでも相当の数。
全然知らない人が読んだらクラクラするかも。
また、CSとマルクス主義とのつながりがちと甘い気もしないでもない。
著者の意気込み、頑張りはわかるのだが、
どうも「単なるサブカル好きおじさん」に

陥ってる気がしないでもない
(→これは同著者『実践カルチュラルスタディーズ』でも同じ)


暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て (朝日文庫)

[ 文庫 ]
暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て (朝日文庫)

・マーティン・C. アロステギ
【朝日新聞社】
発売日: 2001-08
参考価格: 987 円(税込)
販売価格: 987 円(税込)
暗闇の戦士たち―特殊部隊の全て (朝日文庫)
マーティン・C. アロステギ
Martin C. Arostegui
カスタマー平均評価:  5
徹底解剖!特殊部隊組織と戦史の決定版
特殊部隊(軍事系)の現実に行われた作戦の経緯を詳細に描くと同時に、各国の有するSASやデルタフォース・レンジャー・グリーンベレーなどの組織の特徴やその訓練風景も克明に描写している。また、実名で多くの隊員や指揮官が登場し当時の作戦の推移と結末を、生き生きとした言葉で語っている。陸・海・空の一般部隊とは一線を画す特殊部隊は、独自の組織と戦略と装備を持ち、課せられた極めて困難な作戦の遂行に全力を注ぐ。その隊員たちの気質もまた個性豊かであり、そのおのおのの特殊技術を生かしながら、敵戦線後方に侵入し、人質の救出、近接航空支援の管制、敵通信施設の破壊とさまざまな作戦をこなしていく。まさに少数精鋭の戦う男たちの集団である。

著作権の考え方 (岩波新書)

[ 新書 ]
著作権の考え方 (岩波新書)

・岡本 薫
【岩波書店】
発売日: 2003-12-20
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
著作権の考え方 (岩波新書)
岡本 薫
カスタマー平均評価:  4
情報量は多いのだが…
著作権に関するさまざまな知識・考え方が紹介されており、これを全部理解すれば、かなり詳しくなれる。しかし、文章がとても読みづらいのが惜しい。 細かいことだけれど、「」の異常な多さはどうしたことだろう。例えばこんな感じ。 ――日本で「一部業界の一部のプロ」同士が契約をしたら、その業界の「常識」と「慣行」と「馴れ合い」と「口約束」と「人間関係」による契約になり、「契約書」など交わされないことになりがちだ――(p171) 全編通してこの調子。これらのカッコに特別な意味を込めているのかもしれないが、私にはそれはわからなかった。カッコの数を5分の1くらいにしたら、もう少しわかりやすい文章になったのでは?
著作権の考え方、というよりは、著者の考え方か。
著者は、元文化庁著作権課長、現在、文部科学省学術研究助成課長とういことでです。つまり、行政に携わってきた人です。
そのためか、学者・業界団体等への批判や、「世界をリードした日本の法律ルール」といった自負?の表現が随所に見られます。
こういったところがこの本の良いところでもあり、ただ私には多少鼻につく本ではありました。だから、読んでいて、「著作権」の考え方ではなくて、それはあなたの考え方ではないのかと一人つっこみを入れていたのですが。
学者の著作権本とは違った切り口であり、一読の価値はあると思います。
「権利ビジネス」のところで、「リスク・マネジメント」として「保険」について触れられていたのは、さすがだと関心しました。今年になり、映画の権利ビジネスが新聞にニュースとして載るようになりましたが、保険の点は何ら触れられておらず、気になるところだったので。
著作権をめぐる、業界・関連省庁・一般人の関係がよくわかる
〜CCCDの見直し、輸入盤規制と、音楽CDは今後どうなるのかということが気になって読んでみましたが、2003年に書かれたこの本では2004年の情報が盛り込まれているはずも無く、改訂版に期待したいと思います。とはいえ、他の方達がお書きになっているとおり、著作権初心者には全体像が分かり易く説明されていて大変参考になりました。
ただ、一つだけどうしても物申し〜〜たい。

『音楽CDは、普通は何回も繰り返して聴くものであるため、本来ユーザーは「手元に置いておこう」と思うはずであり、中古品店に売られてしまうはずはないのだ。ではなぜ中古品市場が形成されているのかというと、既に述べたように、「個人が楽しむためならば、無断でコピーしてよい」という権利制限があるからだ。』

著者はおそらく中古CD屋とは全〜〜く縁のない人なんでしょうが、これはいくらなんでもひどい。ろくに試聴もできない状態で売られているCDを買ってはみたものの気に入らなかったから売る、というごくありふれた動機で中古屋にCDを売る行為が想定できないものだろうか?
確かにコピーして売る人もいるだろうが、中古CDファン全員がそうである「はず」と断言されると大変気分が悪い。そもそもCD時代〜〜以前、アナログレコード時代から中古市場はあった。

著作権保護という見地から中古市場の問題点を挙げようとしたんでしょうが、「リスナーが無断でコピーするからCDが売れない」すなわち「リスナーが悪い」という、レコード業界の言い分をそのまま述べられても…なんだかなぁ、と思ってしまいます。そもそも良い作品はいくら中古品が出回っていても売れます〜〜よ。〜
著作権は今や経済問題だ
 著作権は今では「経済問題」だと著者は言う。私はホームページを個人的に作っている関係で、著作権に無知でもいられないからと読むことにした本だが、むしろ個人の枠を越えて、著作権ビジネスはどうなっていて、ビジネスを良好に展開するためには著作権にどう対応すれば良いのかというのが題名にある”考え方”が意味するところだったようだ。

 本書の中盤までは日本の著作権法の解説で、私が思った以上に複雑な著作権の説明が、構造的に要領よくされている。単に説明だけで新書の半分を要するとは、やはり著作権法はそれなりに複雑だ。

 著作の意図はしかし、本書の後半に重点を置いているようで、著作権法の性格と、ビジネスにおける紛争を招かない著作権法の活用、それに加えて日本社会の立法に対する姿勢が説明されている。著作権法は複数者の利害を定めるものであるから、当事者全員がそれに不満を抱く、文化庁は法改定にあたって当事者間の調整を行っている、などは私にとって耳新しく、かつ衝撃的だった。
 日本には契約観念が浸透しておらず、個人が法に対する適切な対応をしきれていない実状が、著作権法をめぐる話題でよく理解できた。著作権を巡る経済事情はあらたなビジネスの創設を促しているようでもある。情報ネットワークを利用した大規模ビジネスを考えるのなら、了解しておかなくてはならない内容であろう。
初心者向け。
「初心者向け」とタイトルに書いたが、このような本を求める人は、
私も含めて、多少著作権に触れておこうかと言う初心者が大半だと思います。

そういう方には、お勧めできる。
それほど、著作権法を噛み砕いて実例を交えながら書いてあり、とても読みやすい。

また、最近問題のインターネット関連の著作権についても触れられており味深く、

何より著者が言っている、「一億総クリエータ、一億総ユーザー」と言う言葉が気にいった!

欲を言えば、出来るだけ簡単に書こうとしたのか、
著作権法の条文は、一つも出てこない・・・。
(私は、条文をプリントアウトして手元に置きながら読んだ)

お堅い内容にならなくて、ありがたいが、少し複雑なことを説明するのに、簡単にしすぎると正確性がほんの少し失われるような気がする。

高校、大学生以上なら十分読めるないようなので、興味ある学生にもお勧め!


第二集 きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
第二集 きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)

【岩波書店】
発売日: 2003-12-16
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
第二集 きけ わだつみのこえ―日本戦没学生の手記 (岩波文庫)
 
カスタマー平均評価:  3.5
☆3±2 本当なら感激、でも
 この本は、靖国神社のA級戦犯合祀を理由とした「公式参拝」が特に中国や韓国の反感を買っている中で、「靖国で会おう」と是非を問わずに死地に赴いた「日本人」の記録である。  彼らには戦争責任はないし、彼らは、単純な被害者でもない(そう捉えることは彼らへの冒涜であろう)。  ただ、この本の「第一集」の編集に当たって、思想的対立から、改竄、削除がされていたことは知られているところである。  「進歩的文化人」という人たちによるものである。  その巣窟とも言うべき岩波の本には、例えば、「紫禁城の黄昏」の改竄とも言うべき削除がされていた。  この本には、そういうことがないことを祈る。  純真な気持ちで祖国のために死地に赴いた人々の言葉を政治的に利用してはならない。
感動☆
今年の読書感想文はこれに決めましたっ!!
客観的にしか過去を見れないのは仕方のないこと。
でも過去を受けとめてこそ、本当の平和とは何か
が理解できるのだとわかりました。
ひとつひとつの言葉が胸にしみて重みがありました。
感動することまちがいなしですっ!

老兵は死なず―野中広務全回顧録 (文春文庫)

[ 文庫 ]
老兵は死なず―野中広務全回顧録 (文春文庫)

・野中 広務
【文藝春秋】
発売日: 2005-12
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
老兵は死なず―野中広務全回顧録 (文春文庫)
野中 広務
カスタマー平均評価:  4.5
基本的には自己弁護の書
野中広務の政治信条、「弱者にやさしい政治」「戦争を二度と起こさない」等の主張は、 自分の考えとは全く相いれないため、選挙でこの人に投票することは仮の話であっても ないとは思うが、野中氏の主張のぶれなさについては評価に値すると思います。 特に青木幹雄や森喜朗のような「政治屋」が跋扈する昨今において、仮に非主流派になって も自分の生き方を貫く姿は、その主張の中身はともかくとして尊敬に値します。 ただ、若干辟易とするのが、「自己正当化」とでも言えばいいのか、この人が過去を振り 帰ると、全てが正しく、反省点など何もないかのような書き方をする点です。 五人組による森首相選定のプロセスは民主主義を完全に冒涜していると思えるのに、「政治 的空白を避けるためにはあれしかなかった」と強弁する。そのあとで小泉のやり方は民主主 義から外れている!と主張されても、ついていけません。
やっぱり「老兵は死んだ」
弱者への思い、というのは切々と伝わってきた 正常な政策の中では救われないから弱者となるわけで 弱者を救わんとすれば政策を曲げる力が必要になる それ故、国民には見えないところでの努力が必要となる 結果として政治活動と権力に不透明な点が生まれてきて嫌われる 党人派のリベラルな政治家が抱えるジレンマの最たるものであろう 逆にタカ派であったり小さな政府主義者の場合は「国民の声」による力押しが可能になる そういうパラダイムシフトを通り過ぎてしまうとやはり「老兵は死んだ」としか思えない。 悲しきかな
もっと冷静に私たちも政治に参加しないと・・・
普段テレビで見る限りでは何か一癖もふた癖もあるようにみえていた 野中さんですがこの本を読んでいかに私たち国民のことをまた国のことを考えているかがわかりました。今まで何人かの政治家の本を読んできましたが今の小泉内閣がいかにアメリカ的で貧富の差を大きくする無責任な政治家であるかがわかりました。実際今の世の中は勝ち組、負け組みといわれるように各県も都会と地方で差が出てきていますし会社も またできています。これではますます国を悪くするもとではないでしょうか?今度は野中さんの「私は闘う」も読んでみたいと思います。
敵は小沢一郎から小泉純一郎に!
 前著『私は闘う』(文春文庫)の続編。時代の流れに沿って書かれているので、やはり前著から読んだ方がイイ。  前著からの仇敵の「悪魔」小沢一郎に加え、本書では加藤の乱における「御乱心」加藤紘一、第一次小泉内閣で外相に就いた「お嬢」田中真紀子、総裁選で寝返った「二枚舌」青木幹雄らが本書では敵役。そして最後・最大の批判対象が現総理小泉純一郎である。登場人物が皆キャラ立ちしていて面白い!  ただ終盤近くの第16章「政治家の条件」で御自身の経歴について述べておられるが、何故か出自については奥歯にモノの挟まったような記述。同章では同和問題についての言及もあるのだから、自らの出自についてあえて触れないのは非常に違和感がある。TIME誌の英文記事では大鉄局勤務時に受けた差別的誹謗もハッキリ書いてあったのに本書では何故かぼやかした表現。この期に及んでなぜ隠す必要があるのか?野中氏にとって出自はもうプラスになりこそすれマイナスになることは無いと思う故に実に残念である。
死んでも死にきれない政治家
単行本ですでに出版されている文庫版です。 単行本では書かれていなかった郵政解散について、野中さんなりの考えを書かれています。 流石は引退なさっても政界一の情報通とあって、鋭い見方を示していますし、野中さんなりの視線で民主主義の在り方への警鐘を鳴らしています。 あと、野中さんの政治手法の一つとして、執念深いという性質がありますが、野中さんは小泉総理よりも、青木幹雄憎しというのが単行版でも伝わりましたが、文庫版の付章でも青木憎しという思いが全面に出ています。 あと、次期首相には福田康夫さんをずっと推してましたが、この文庫版でも福田さんを推しています。 しかしながら、亀井静香やそれに追随した議員の現状を見ると、野中さんの引き際のタイミングというのは見事だったと思います。 引退しても、現役時代以上に叫びつづけているのを見ると、そう感じざる得ません。

この国のゆくえ―教科書・日の丸・靖国 (岩波ジュニア新書)

[ 新書 ]
この国のゆくえ―教科書・日の丸・靖国 (岩波ジュニア新書)

・梅田 正己
【岩波書店】
発売日: 2001-10
参考価格: 819 円(税込)
販売価格:
この国のゆくえ―教科書・日の丸・靖国 (岩波ジュニア新書)
梅田 正己
カスタマー平均評価:  3
『日本』を大事にしない書
 日本は何故アジアから嫌われると思うのか? 嫌っているのはアジアではなく中国と韓国であり、その理由は中韓国内の政治的意図と、こうした書物による日本人から日本人の誇りを失わせる働きのせいだ。
 本書の内容は先人達が何代にも渡って築き上げた日本独自の文化をたった一代で国際化の名のもとに破壊しようというものである。
 著者の望む『この国のゆくえ』は間違いなく日本国の崩壊である。
なぜ、こんなにもアジアから日本は嫌われるのだろう
今、まさに反日デモが毎日ニュースで流れています。いちばん起きて欲しくなかった現状。私はこの本を読んで、靖国問題など色々なことの考え方が変わりました。そういった意味で、やはり沢山の方にこの本をお薦めしたいのです。たしかにその国ごとの事情もあるのでしょうが、いつまでもいがみあってばかりでは何も解決になりません。今起きているデモの発端のメールはアメリカから発信されているとも何かで読みました。裏ではいったいどんなことが起きているのでしょう。また、この本では教科書問題にも触れられています。今は私たちひとりひとりが色々な立場での見方ができなければならない時なのかも知れません。

霞が関残酷物語―さまよえる官僚たち (中公新書ラクレ)

[ 新書 ]
霞が関残酷物語―さまよえる官僚たち (中公新書ラクレ)

・西村 健
【中央公論新社】
発売日: 2002-07
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
霞が関残酷物語―さまよえる官僚たち (中公新書ラクレ)
西村 健
カスタマー平均評価:  4
傲慢な官僚イメージを壊す本
官僚の知人が時々「(仕事が)不毛だ」とぼやいています。理解不足ゆえに謎が多いので、官僚制度の基本を知ろうと思いました。 この本、帯のキャッチコピーに「辞めるか、死ぬか、諦めるか 官僚を悩ます“地獄の三択”」とあります。そんなに官僚は追い詰められているのか?と読み始め・・・ なるほど、私の思い描いていた官僚像は誤っていたようです。居酒屋タクシーなど、やりたい放題で傲慢なものを想像していましたが、大多数は泥臭くて疲弊しているのですね。 政治家による評価では悪者扱いの官僚。中には甘利行革担当相をして「あんな不遜な官僚は見たことない」と言わしめた人事院・谷総裁のような人は少数派なのでしょう。 現在の慣習では、キャリア事務官のみが真のエリートとして出世していく仕組み。その事務官でも、政治家先生に振り回される。霞が関とは理不尽で不毛な世界なんだな、と中の人たちを気の毒に思ってしまいました。 マスコミや政治家の言をもって官僚のイメージを作り上げてしまいがちですが、内実を知るのも必要ではないかと思います。 最後に、知人がやりがいを持って仕事に取り組める日が来ることを願っています。
本当の「霞が関」がここにあります
読後以来、マスコミが官僚に「高級」を付けたり「エリート」として報じているのを見ると、違和感を感じるようになりました。

官僚は、膨大な無駄な作業のために、本質的な政策立案業務の大半が忙殺され、早く帰ることを目的にせざるを得ないサラリーマンです。
国民からも議員からもマスコミからも常に批判され、技官やノンキャリアに至っては人事でも冷遇され、見返りがない有様。
これでは、人材の流出は避けられず、行政の質の低下は避けられないでしょう。「エリート」と呼ぶのは、もう止めにしませんか。

こうした実態を表に出さない霞が関の体質にも問題があると思いますが、知ろうとしなかった国民の側も反省すべきだと思います。
本当の行政改革とは何かを知るために、多くの人に読んでいただきたいと思います。
「霞が関」の問題点を概観できる好著
「良心があったってしようがない。正論を吐いたって意味がない―それどころかその場さえ存在しない」という「霞が関」の現状を伝える一冊です。

キャリアとノンキャリアの間にある圧倒的な人事格差、事務官とは別個の権益を持つ技官の存在、自民党の各部会や族議員による各省庁への強力な圧力。そして、それらに端を発したいくつもの政・官の犯罪や不祥事。さらには、若手を中心とした官僚たちの外部流出。新聞や雑誌などでも日々報じられている「霞が関」の諸問題ですが、「役人の人事」という視角から、「霞が関」に内在する諸問題の全体像を分かりやすく概観できるという点で、なかなかの好著だと思います。不祥事の原因を単純化して特定の要素に還元しようとはせず、人事制度を始めとした入り組んだ関係性の中で不祥事が惹起されると考える、筆者の姿勢にも共感できます。また、中盤で挿入される、旧労働省で技官を務めた筆者自身の実体験も、本書の記述にリアリティの厚みを増しています。

後半では、いわゆる政官業の癒着についても言及されていますが、その癒着の構造を可能にしているのは一体誰なのか。政・官だけではなく、依然として政・官に依存し続けようとしている民の存在が大きいのではないか、ということも示唆されているのではないでしょうか。

最終章の筆者の提言どおり、閉塞状況を感じている官僚たちも声をあげ、「改革」という名に自己満足しての「改革のための改革」ではない人事制度改革が行われれば。そして、ひいては政と官の歪んだ関係性自体を組替える「霞が関」改革が行われればと思います。

(なお本書でも、なぜ官僚が政治家に頭が上がらないかについては、ある程度の紙幅を割いて言及されています。)
霞ヶ関の公務員とはどのようなものか
私も国家公務員です。霞ヶ関で働く公務員の主な日常業務やその生活がわかるのではないでしょうか。キャリア・ノンキャリアともに殆どがTV○ックルでいわれるほど高給・恵まれた手当てで良い社宅にすんでるわけではないのです。むしろ古く、出て行くときは修復金を民間業者さん以上に管理者から取られ、十分に転勤手当ても出ないため転勤貧乏になってたりするのです。仕事の大部分は国会対策、変な政策を通す理由-答え「早く帰りたいから」まさにそのとおりだと思います。受験生の方も参考になると思います(ただし採用関連の文章は少々今と違うと感じました)。技官と事務官、キャリアとノンキャリアでは担当人事部署が異なること、なぜ官僚は政治家に弱いか、そのへんも言及していたらもっと良い本になっていたと思います。
高級官僚の実態がわかりやすい
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豊かさの条件 (岩波新書)

[ 新書 ]
豊かさの条件 (岩波新書)

・暉峻 淑子
【岩波書店】
発売日: 2003-05-20
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
豊かさの条件 (岩波新書)
暉峻 淑子
カスタマー平均評価:  4
人間は他人とは切り離せない存在であることを教えてくれる
個人が強調され、自己責任やらなんたらが叫ばれる今の世の中だが、著者のスタンスによると、人間は人との関係なしに”豊かに”生きることは出来ないとされている。 そこから他人を思いやる心や、他者との互助は人間と社会を豊かにするという結論が展開される。 日本における労働や教育の現状や著者のNGO活動の報告が事例としてあげられている。 少しNGO活動などの個別の話題について力が入りすぎていて、本書のテーマである”豊かさ”について逸脱していることもあるので、読みづらさはあるかもしれない。 本書は全部で5章あるが、2章と5章だけを読めば要旨はだいたい分かる。 人が元来もっている他者を思いやる心というのは、経済的論理からは見いだすことの出来ないものである。 ところが効率性という観点から見れば無駄なことでも、人の心を豊かにすることは大いにあり得る。 本書の問題としては、著者の考えを延長し続けると、貧しくても人間が思いやりの心を持って満足してさえいればそれでいいと勘違いする馬鹿者が現れそうな点。 それと論調がリベラルに寄っているので、嫌いな人は読まない方が良い。
著者の直向きさに感動した!
『豊かさとは何か』の続編。 物質的豊かさを追い求める日本。 その一方で豊かさの実感のない日本人。 という矛盾の原因を考察する。 過度の競争のもたらす閉塞感、ユーゴスラビアの貧しさの中の精神的豊かさなど。 極端な具体例を一般化した文章が多い気もするが、今の自民党の方針に真っ向から対立する方向性の内容。 エリート教育の充実、格差社会化、社会保障切捨て・・・「勝ち組」からしてみれば、一見困らない国策であるが、長い目で見れば、国民が安心して住める、幸せな国像からは遠ざかっている可能性がある。 資本主義的な思考に邁進する前に、一歩踏みとどまって考え直す素材として、読んでみる価値は大きいと感じた。
本当の豊かさとは
この本「豊かさ」というものに対して、失業、教育、労働者、などさまざまな視点から、作者の日本の豊かさについての意見が述べられている。 これを読んで、私も今日本が抱えている問題と、日本という国が世界的に見て、どれだけ豊かな国なのかを考えさせられた。 貧しい社会では、年寄りも子供も自分で稼がなければならなかった。しかし生産性の高い豊かな産業社会の実現によって、子供はより長く学校に行けるようになり、高齢者も引退の自由を得たのである。社会保障制度問題が今の日本で大きな問題となっている中、私は、子供の世話のたよるのではない自立した引退生活は、豊かな先進国の条件であるように思う。というのは、所得や消費のレベルが一定水準に達していた今、人々の豊かさの感覚は、むしろ生活の選択肢の多さによって決まるようになってきているからだ。一日、一週間、一年間を、どれほど自由意志によって生活できるかという、生活、活動の選択肢である。賃金水準は世界で、トップレベルを誇る日本人が豊かさを実感できないという理由のひとつは、長時間労働やさまざまな規制などのために、所得や消費のレベルは高くても選択肢の少ない生活をしいられているというところにあると考えられる。
助け合う心
『豊かさの条件』では、現在の日本におけるさまざまな問題や現状からまさに豊かさとは どういうことなのか?ということが書かれています。 第一章から第三章にかけてはリストラ、失業、自殺者、ホームレス、いじめ、不登校など といった今現実的に起こっている問題についての現状が書かれていて、今の子どもたちの 社会においては競争社会の中で自由がなく管理されてストレスを抱える子ども達がたくさ んいる。大人の社会でも、リストラや賃金カットなどを恐れながら毎日長時間の勤務をす る会社員、就職できない若者たち、十分な社会保障を受けられないホームレスなどといっ た読んでいる私自身が不安になってくるような内容だった。日本は世界においても決して 貧しい国ではないはずであるのに人々の心にゆとりという豊かさは存在しないのではと。 しかし、著者のNGOの体験の中で豊かな心を持った人、そのような人が訴えることで少 ししずつ変わることができるのだと感じた。今日のグローバル化で世界が広がり、大きな 視野になってきたが一方で競争する場が大きくなりその競争に勝つのにその分困難になっ てきた。世界の境界線が薄まっているのに競争するのではなく助け合うべきである その競争に勝とうとばかり考えている人の世界がひとつに、大きな場所になりつつある のだからっと本書から助け合うことの大切さ、また、人はそうような心を持っているのだ と学ぶことができました。
勉強になりました
 この本を読む前と後では全然「豊かさ」という自分の考えが変わりました。初めは、「豊かさ」とは、環境問題・人間関係・戦争などそういった大きな問題ばかり考えていました。しかし、今日本が抱えている大きな問題はさまざまあることに気がつきました。  また一番衝撃的だった文章がありました。それは、この本が、ドイツで語訳で出版されたとき、本の題名は「貧しい日本」となっていたことです。私は日本人として恥ずかしく思いました。今日本は裕福であると思って平気で生きていたからです。  これから日本が戦っていかなければならない問題はたくさんあると思いますが、少しでも役に立つことがあるならば自ら積極的に行動したいと思っています。

情と理 -カミソリ参謀回顧録- 上 (講談社+α文庫)

[ 文庫 ]
情と理 -カミソリ参謀回顧録- 上 (講談社+α文庫)

・後藤田 正晴
【講談社】
発売日: 2006-06-21
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
情と理 -カミソリ参謀回顧録- 上 (講談社+α文庫)
後藤田 正晴
カスタマー平均評価:  4.5
政治家の思い
ページ数多いので、読むのに抵抗あるが、 読んでみると、官僚、警察、政治家の立場がどういうものか分かり、 読み応え十分の内容であった。 後藤田さんを、何人もの首相が 懐刀とした理由が分かる気がする。 また、本書には様々な事件の内情が述べられているが、 真摯に事にあたっているように思える。 (多少、美談となっているかもしれないが) 厳しいことを、言っているのだけれど、 情を感じるのは、やはり後藤田さんの人柄なのかと感じる。 こういった、人間味があり、骨のある政治家は今の時代には、 出てくることはないのかなと、嘆いてしまうが… お薦め本です。
政治の冷静な証言者
カミソリと恐れられた政治家 故 後藤田正晴氏のインタビュー形式による自伝だ。 このインタビュー(オーラル ヒストリーというらしい)は、数十回にわたり事前に質問事項 を後藤田氏に渡しておき、インタビュー前までに、その記憶の整理をして望んでいる。 ここから見えてくる後藤田氏は、”カミソリ”という非情なイメージではなく、中立公正に職務にあたる官僚のイメージの方が強い。 もともと、彼は自治省、警察庁の人間だ。 目的が決まれば、その遂行能力は抜群だ。 もともと主義主張はぶれることはない。 ぶれる人間を信用しないし、評価もしない人だ。 そのうえ、道理にあわないことをとても嫌う人でもある。 そのため、利益や役得で、主張を変える政治家からは嫌われる。 だから、”カミソリ”と言われたのだろう。 また、彼の人間観察力はおもしろい。 一般的な政治家のイメージとは異なる等身大の政治家の本当の姿を語ってくれる。 例えば、竹下登氏について ”言語明瞭、意味不明”と言われたが、後藤田氏は、これほど他者に反感をもらわず、 目的をいつのまにか達成する政治家はいないと評している。 官僚から引退するまでのヒストリーを語っているので、個々のエピソードの深堀がもうひとつという気がする。 が、後藤田氏の常に信念にそった発言、行動は、歴代の内閣が重用するというのが、わかる気がした。
素人には分からないよ
 後藤田正晴氏のインタビュー形式の回顧録。当時の考え方などが読み取れる、大変意義のある企画だと思うのですが、一般人向けに文庫として出版する本としては少し疑問があります。  上巻には、戦前からよど号事件くらいまでについて触れられているわけですが、半数くらいの人は当時を知らないわけですよね。この本は、後藤田氏のインタビューを載せているだけなので、当時の時代背景にはほとんど触れられていません。本人には常識でしょうし、インタビュアーである著者も専門家ですから。できれば、もう一分冊くらい増やして、当時の時代背景を補足しながら、話を整理して欲しかった気がします。  …これがオーラルヒストリーだ、と言われてしまえばそれまでかもしれませんが。でも、内容は面白かったです。

権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 (888))

[ 新書 ]
権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 (888))

・なだ いなだ
【岩波書店】
発売日: 1974-01
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 (888))
なだ いなだ
カスタマー平均評価:  5
調和ある社会へ
A君との対話形式で書かれた本です。読みやすく、面白いです。 権威と権力が及ぶ、日常的なものから、そうでないものにまで考察してあります。 権威と権力によるまとまりがある社会ではなく、各人が自由な調和ある社会がユートピアであり、実現はできないが、目指すべき理想である、と筆者は言います。 戦前では最たる権威は天皇でした。現在その役割を担っているのはメディアでしょう。 私たち一人一人が情報を見極め、メディアのプロパガンダに流されぬような自我を確立することが重要であることを学びました。 しかし、全国民がそうなることは有り得ないということも、皮肉をこめて言えることです。 この本を読んで、権力・権威の意識が変われば万々歳じゃないでしょうか。
権威と権力を親子関係から考えてみませんか?
「権威」と「権力」と聞けば、はじめに政治学の専門分野と捉えてしまうかもしれないが、本書は、権威と権力を親子関係といった普段の生活意識に基づくものから、職業やメディアそして政治までを巻き込み、幅広く身近に見つめなおそうと試みている好著だ。 高校生と医者の二人の対話という設定で議論が進んでいき、医者がやさしく諭しながら話しをリードしていくので、初め「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)的雰囲気が頭に浮かんだが、後半に進むにつれて高校生の質問や考え方もかなりしっかりしてきて、こと後半の政治に関することでは、その内容による時代背景の違いにやや戸惑うかもしれないが(1974年初版)、ほぼ対等に議論を交えることに驚きを覚える。 とはいってもやはり、本書の魅力は、権力と権威をずっと身近に感じて考えることだ。 「?の権威が失われた」と簡単に耳にするが、それを回復することとは? 「海外は?だから、日本も?するべきだ」といった言葉に潜む権威やそれに対してどう考えればいいのか? 人が権威を信仰してしまう心理的背景とは? 個人的に印象に残ったところは、「組織は感情もなく意思もない」と語られた部分。つまり組織や集団を擬人化するのではなく、「組織の意思は個人の意思」と客観的に考える視野である。情報過多の時代だからこそ、権威や権力によって自分を見失うことなく生きていくために、本書を是非多くの人に勧めたい。
歴史認識への問いかけ。。。
 なだいなださんの書籍は、本当に本質を穿った内容が書かれていて、 なださんの洞察力には学ぶべきものが多いです。  本書籍もそういった書籍の一つ。 出版された年月をみると日本ではなにやらゴタゴタが色々起こってい た時期と重なっています。(知らない人は、高校生向けの歴史資料集 の年表でザクッと歴史の経緯を眺めてみてください。) 「?主義」という言葉は物心ついた時から何かと耳に入ってきていま すが、「民主主義」「社会主義」などその他諸々の「?主義」につい て、その本質はどこにあるかを対話形式で語りかけてくれます。そし て、それらは根っこのところで同質のものだという認識に至ります。 (どういう風に同質なのかは本書を読んでくださいね。) ついには、日本の天皇制にも言及しています。右翼、特に極右の人が 読んだらどういう反応を示すでしょうか。なださんのさり気ない戦い ぶりには感心させられてしまいます。  読む人によっては、本書の内容が受け入れられない人もいるかもし れません(受け入れたくない??)が、よく読めばとても大切な、そ して、とても積極的な境地に至ることができると思います。  ついでですが、本書を読み終えてマルクスさんの書物も一度読んで みたい気持ちになってしまいました。「マルクスさんの精神」を理解 するために。とにもかくにも、権威と権力の関係にきちんと目を向け るきっかけを与えてくれ、痛快な読後感を味わうことができました。。。オワリ
権威について考えさせられる本
この本は、今から30年近く前に書かれたものです。著者のなだいなださんは、慶応大学卒の有名な作家・精神科医です。この本では、最近もはやっている、対話形式で、権威と権力の違いや、それがどこからきて、それに対してどういう立場をとればいいのか、といったことが論じられています。一般に、権力は、人にいうことをきかせるときに使われますが、権威は、いうことをきく側の方が感じる心理だという点が異なっています。では、人はどういうときに、権威を感じるのでしょうか?これは、対等ではない関係において、依存者の心理を持っているものが権威を感じやすい、といわれます。面白いのは、権威的な人間関係が強調されるときには、必ずといってよいほど、親子関係が持ち出されることが多いそうです。例???ば、天皇と国民の関係、神と人間との関係、などです。当初は親に権威を感じ、子供はいうことをききますが、やがて一人前になって対等になると、権威を感じなくなります。そうなると、子供は親のいうことをきかなくなります。権威の通用しない対等な人間にいうことをきかせるには、権力に頼る人間関係が生じる、と説明されています。さらに、なぜ子供は権威に従うのか、ということを考えると、そこには自分が知らないことに対する不安がある、ことが分かります。つまり、自分の内部にある漠然とした対象のない不安が、権威に頼る心理を作る、ということです。逆に、権力に服するのは、外側からの力に対する具体的な恐怖感がある点が異なります。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク